書物蔵

古本オモシロガリズム

2005-04-21から1日間の記事一覧

 あ,そーだ件名のはなし

部長さん,タイトルに病名がでてこないこともある,といってますが,上記で検索集合をつくってみると,病名が件名でついているものもありますね。 とゆーことで部長さんの証言はかなーりあやしい… ところでデータの想定外活用については,次の本にもあったよ…

 おまけ 教科書想定外の検索法

国会では書誌分類としておまけでNDCもつけてる。その適用細則に,闘病記?についての記述をハケーン V 文学共通区分 (中略) −6 記録.手記.ルポルタ−ジュ *体験や調査に基づいて書かれているものに,使用する ここには個人史的文脈の強い手記,体験記,…

 闘病記の配架番号がある図書館あるよ

この世には(といっても世界をみわたせば)、いろいろな図書分類表があるのだけど、日本ではNDCがデファクト・スタンダードに戦後なったから,なんでもかでもNDCの話になっちゃうけど,べつにNDCがそんなにすばらしいわけでもない。いっちゃなんだけど,DDC…

 「形式区分」というもの

図書分類の一般理論のなかに「形式区分」という概念がある。分類はあくまで本の内容、書かれた事柄について付与するものなんだけれども、例外的にというか、付加的にというか、本の編集形式というか外見というか、そういったものに対しても分類項目を設定す…

 闘病記文庫とは(日経記事から)

民間団体が,公立図書館に闘病記専用の棚をつくらせようという運動がある(日経05.4.19夕刊?)。ここでは記事の表現をそのままに「闘病記文庫」と呼ぶね。 なんにせよ(ネガティブなことでも)、新聞ダネになるのは、図書館趣味者の私にとっては楽しいこと…