書物蔵

古本オモシロガリズム

2005-03-09から1日間の記事一覧

大橋図書館の思い出:澁澤龍彦の仮性図書館本

昭和二十二年ごろ,当時旧制高校生であった私もまた,この図書館にかなり足繁く通った記憶があるのである。まだ焼け跡のなまなましい戦後二年目の東京でめぼしい図書館といえば,上野の帝国図書館(現在の国立[ママ]図書館)をのぞいては,この大橋図書館と…

真性図書館本ほりだし:東京市立図書館

所沢の即売会場(くすのきホール)から帰ろうとしたら,意外なものがひろえました。真性図書館本。 エレベータのまえの台に,むぞうさに置いてあったんを帰りがけに発見! んー,やっぱり即売会は悉皆調査(どの棚にもすべてあたり,背文字の有無にかかわら…

一般書ほりだし

いまをときめく?西武鉄道の本拠地,所沢で古書の即売会。その名も「彩の国古本まつり」 行くまえに,わたしなりに戦術を考えただすよー。わての戦術は… 「単行書より文庫を先に廻る」だす〜 これにはそれなりの根拠があるだす。まずこの即売会では,文庫・…

記事予告ばかり増えて

書かないといけないんすが。引越の準備などあり。特に記事には必ず書誌を1件でも載せたいんすが,それがむつかしくなりつつあり。本を縛らないといけないのに,またどんどん古本買ってきちゃうのも混乱に拍車をかけるなり。でも,今日もまた即売会(所沢)…