書物蔵

古本オモシロガリズム

近代出版史はしばらく趣味家やアマチュアでやるしかないと

ツイッターから(2017.9.11転記)

書物蔵(古本フレンズ)
書物蔵(古本フレンズ) @shomotsubugyo
·
2016年8月13日
府川さんのプロフィールがあるな。某所府川コレクションにはホンタウにオドロイタよ(´・ω・)ノ
しかし出版史研究といひ、活字印刷史研究といふも、無冠無役の民間学者しか結局でけんのかしら…(-∀-;)
なんでやねんDTP/おぢん @works014
“出 版 文 化 を ︿ よ む ﹀ @ 近 代 活 版 印 刷 史 に つ い て ー 一 九 八 0 年 代 末 か ら の 研 究 を た ど る │ │ は じ め に 本 稿 の 目 的 日 本 に お け …” (link: http://htn.to/hbR9Hc) htn.to/hbR9Hc #印刷史
書物蔵(古本フレンズ)
書物蔵(古本フレンズ) @shomotsubugyo
·
2016年8月13日
日本近代出版史に興味をもちはじめたひとむかしまへ、ゆくゆくはちゃんとした学問領域になるだらう、と思ったらさにあらず。友人たちに言はせりゃあ、それ専攻で大学のポストがいかほどか、と。当分、つまりあと十年以上、アマチュア民間学者でなんとかつなげてくしかない、といふことらすぃ〜
書物蔵(古本フレンズ)
書物蔵(古本フレンズ) @shomotsubugyo
·
2016年8月13日
そりゃ、わちきはかまはんけど、立派な文学研究者や歴史研究者、それ以外でも建築史などのナントカ史研者たちは、とんちき近代書誌知識をふりまはして、議論をはじめちゃふ、ってなことが、これまた当分はつづくよ、ってなことに相成るわけでし(´・ω・`;)´´
書物蔵(古本フレンズ)
書物蔵(古本フレンズ) @shomotsubugyo
たとへば、特定の発禁本に言及して、「即日発禁となった」と麗々しく書き、いかにも特段の弾圧だったやうに皆かくけれど、ナニ、発禁てふは即日がフツー(´・ω・)ノ むしろ、即日でない発禁のはうが異例で、そこになにか特別なことがあった、といふことになるんで。
午後10:41 · 2016年8月13日
2
件のリツイート
1
件のいいね
書物蔵(古本フレンズ)
書物蔵(古本フレンズ) @shomotsubugyo
·
2016年8月13日
返信先: @shomotsubugyoさん
ただこれだけのことが、ちゃんと書いてある本が、ほとんどないんだよなぁ…
書物蔵(古本フレンズ)
書物蔵(古本フレンズ) @shomotsubugyo
·
2016年8月14日
学史をいふと、1994年創刊の『日本出版史料 : 制度・実態・人』が蓄積されて、それが何らかの研究ハンドブックになるとよかった。ってか、それを意図してこの雑誌は日本出版学会の歴史部会で始められたみたいである。
森 洋介
森 洋介 @livresque2
·
2016年8月19日
返信先: @shomotsubugyoさん
(link: http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/898462/174) dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid…ルービン『風俗壊乱』「普通、内務省が行動を起こすのは、本が数日間書店に並んでその初版が完売した後」「検閲官に提出されたまさにその当日に発禁になった時には永井荷風とその『ふらんす物語』の出版社は、驚愕した」@shomotsubugyo
書物蔵(古本フレンズ)
書物蔵(古本フレンズ) @shomotsubugyo
·
2016年8月19日
ああ、さうかぁ。明治42、1909年ごろまで、単行本の検閲は、のんびりやってた、っていふ証言にもなってますな。さすれば、明治末からしばらくは、「即日禁止」がそれなりの意味を持ってゐたとはいへませう(´・ω・)ノ@livresque2
森 洋介
森 洋介 @livresque2
·
2016年8月19日
(link: https://twitter.com/shomotsubugyo/status/766447331155685376) twitter.com/shomotsubugyo/…自然主義の隆盛と共に文藝もやうやくいっちょ前の統制對象と意識され、圖書では生田葵山『都會』が先立ち、翌年に永井荷風が續いた、といふのがルービン著第II部の敍述(link: http://bookbookbookish.blog.eonet.jp/default/2010/11/post-e58d.html) bookbookbookish.blog.eonet.jp/default/2010/1…。@shomotsubugyo
書物蔵(古本フレンズ) @shomotsubugyo
大逆事件に伴う大量発禁や、それを前提にした発禁本官報告示の廃止が明治43年8月8日だから、明治42年ふらんす物語」は検閲が厳しくなった(=まじめに単行本も検閲するようになった)はじめなのかも知れませんな(。・_・。)ノ
森 洋介
森 洋介 @livresque2
·
2016年8月21日
訂正、『都會』は雜誌掲載作、單行書だと小栗風葉『戀ざめ』1908等。
昭和期の畑中繁雄によれば「書籍を当局に提出して一〇日以内に何の音沙汰もなければ、万事無事故と考えてよかった。検閲官側に異議があるなら、普通は二、三日以内に言い渡されたから」p.35。@shomotsubugyo
書物蔵(古本フレンズ)
書物蔵(古本フレンズ) @shomotsubugyo
·
2016年8月21日
情報ありがたう。無事お帰りなにより。けふはささまで三点ほど拾ひました(´・ω・)ノ