書物蔵

古本オモシロガリズム

大場博幸「公立図書館と「表現の自由」との法的根拠」の感想

現在、図書館学会にゐる三人のOba氏の中で一番若いと思われる人の、って一度、拙ブログも訪問を受けたが、オモシロな論文をちら見。

運動家たちはみな、おどろくだらう。
また運動家あがりの学者は怒るんぢゃないかな。
けどホンタウの運動家なら最後ンとこでニヤリとするのではないかしら。
ただひとこと証言しとくと、日本国最高裁船橋西図書館焚書事件がらみで判決を出した際、友人Bが、日本の司書は裁量がなくなっちゃってもいいのか、と口頭で指摘していたなぁ。だから日本図書館員全員が全員、アホないし底抜けお人よし、てふわけでもない。
もちろん、大場氏が書評にて批判した松井茂記『図書館と表現の自由』(岩波書店, 2013)のような、あまりよろしくない本にお墨付きをあたえちゃふ図書館員もゐるわけだが。