書物蔵

古本オモシロガリズム

どっかで見た館長、議員先生に叱責を受けるの図

衆議院のサイトに、第189回国会、衆議院議院運営委員会、新たな国立公文書館に関する小委員会の会議録、第1号(平成27年4月23日(木曜日))と思しきものが上がっていた。
一読、あゝこれは春秋会事件の時の会議録と同じ言い回しだなぁと。

議員先生に国会図書館長が叱責を受けるというのはそうそうないことだなぁと思った。
読むと第二次春秋会事件のことが思いだされてつらくなっちゃふが…

○笠小委員 ちょっと国会図書館の方に御質問させていただきたいんですが、国会図書館の別館建設の必要性、これは前からおっしゃっているんだけれども、延べ面積がどうだこうだ、敷地面積がどうだということは、これは誰が決定したんですか。
○大滝国立国会図書館長 ただいま国立国会図書館の中で詰めている案でございます。いずれこの決定は図書館運営小委員会にお諮りすることになります。
○笠小委員 そうでしょう。だから、今、まだ決定していない。国会図書館としての考え方だということをきちっと言っていただかないと。この後の紙もそうなんだけれども、例えば共用するにしたって、何か、別館は別館、国立公文書館はこうだとか、国会図書館としてのあくまで私的な考え方というふうに言っておいてもらわないと。
 こういうペーパーがひとり歩きするというのはおかしい。それは我々が考えることなんだ。要望はあっていい。そういうことでいいですね。
○大滝国立国会図書館長 御指摘のとおりでございます。
○笠小委員 そうしないと、こんなものがひとり歩きしたら全然、これは不愉快な資料だ。
 だって、どういう形で共用するにしても、その方法も含めて、これからこの小委員会あるいは図書小の方でも連携しながら考えていく話だから。
 そういうことでいいですね、館長。
○大滝国立国会図書館長 御指摘のとおりでございます。

これは…