書物蔵

古本オモシロガリズム

い号作戦の効用→考える時間

バイト先でい号作戦にまきこまれ、バカみたいにボケッとゐることがあり、さうぢゃ、これとおんなじ体験をしたことがあったヨと、かつて警備員をやっていたころを思ひ出した。
警備員といっても作戦により行ひはぜんぜん変はってくる。交通整理とて、人も車もぜんぜん来ない場所での交通整理は、ほとんど立ってゐることだけが任務。
ふつーの人ならボケーっと立ってゐるだけで無意味な蕩尽になっちゃふんだらうけど、実はこの世俗的には無駄でしかない時間が思考の時間にうってつけなのだ(゚∀゚ )アヒャ
そン時ゃ軍事史学を図書館情報学に適用することを考へてゐた。それは後に独創的な研究になり、十分役立ったといへまする(´・ω・)ノ まあ結局、米軍の行ひは米国図書館界の行ひでもあり、プラグマティズムといふ思想で通底してをったからさうなったまでなのぢゃがの(σ^〜^)
もちろん執筆をどうするとかいった目的と、材料とかを事前に用意せねばならんが、ほかのことをやれず、ただ単にそこのゐるのが任務になってくると、「ああは考へられないか、かうは考へられぬか、かういった記述にはできないか」などなど、目的と材料の組み合わせを思考に集中して考へることができる。
もちろん警備員としても最低限やってをったけどね(o^ー’)b これ以上ないくらひ手抜きをしてたら、ある時、シャチョーさんに

キミはまじめだ!

と褒められた(^-^;) あとで判ったのだが、みんなはもっと、トンデモないぐらい手抜きをしてゐたといふわけ(σ・∀・)σ
しかしなぁ、これがもし公務だったら当世は税金の無駄遣ひだぐらいのことをいはれてもやむをえんなぁ。当時、警備員の時給は800円ぐらひだったかしらん(。´・ω・)? 雨の中、ずぶぬれになってかけずりまはったことががったケド(その会社ではバイトは雨になるとみなお腹が痛くなったり風邪をひいたりするんで、その分、出社した人が大変になる。それゆへのかけずりまはり)ね。