図書館学の一分野に、レファレンス・ツール(参照の道具)論といふのがあるんだが、紙メディアだと、辞書・事典・便覧など。しかし1970年代から商用(や非商用)データベースが出て来て、一時期はそれに慣れたり、研究するのが図書館学ではやったものぢゃった。
— 書物蔵:古本オモシロガリズム (@shomotsubugyo) 2018年12月10日
1970~80年代ね。
「紙なし図書館」
事実関係はすでに、1981年の山本武利『近代日本の新聞読者層』で明らかになってをり、新聞研究や一般文化史の世界では知られてゐたのだが、図書館史のはうできれいごとや成功史しか書かないから、図書・図書館史の教科書で、いきなり出て来ていきなり消へてしまふ(σ^~^)https://t.co/9NyUzVIov3
— 書物蔵:古本オモシロガリズム (@shomotsubugyo) 2018年12月10日
かういった多数を占めた小役人系やら、フツーの図書館員を、どうやって歴史叙述にしていかうか知らん。
— 書物蔵:古本オモシロガリズム (@shomotsubugyo) 2018年12月7日
ってか『慶應義塾図書館史』を読んでたら、かういった現場の図書館員のいくつかの類型が示されてゐて、あゝかういふ書き方があるのかぁと、大変に勉強になったことであるよ。
かういふ記事はそのまま読んでもつまらない。彼等の名前でざっさく検索して、その後どんな知見を館界や学界に寄与したかを見る。また、右も左もわからない当時の彼等に書かせた人について思いをいたさねばならない。 / “『国立国会図書館月報…” https://t.co/JivpV4FmJ7
— 書物蔵:古本オモシロガリズム (@shomotsubugyo) 2018年12月11日
実はメタデータの重要性に【気づくのが早すぎた】書籍取次があって。
— 書物蔵:古本オモシロガリズム (@shomotsubugyo) 2018年12月11日
それがこのまへ危なくなって大阪屋と統合した栗田出版販売(´・ω・)ノ
異能の創業者、栗田確也の早すぎる気づきについては、『公共図書館の冒険』(p.163-167)にあるねぇ
栗田ブックセンターは、早すぎるAmazonだった…
>そもそも図書館が多くの(潜在的)読書人に
— 書物蔵:古本オモシロガリズム (@shomotsubugyo) 2018年12月11日
>リーチしてないという根本的な問題
さうなんだよね(=゚ω゚=)
でも、図書館関係者はそれをそもそも意識してゐないんよ(´・ω・)ノ
ドーシテかうなった?!ってな問題意識で作られたのが『公共図書館の冒険』ぢゃったが… https://t.co/udPUIV2zvZ
自分が自分の興味だけで取り上げた! と思ってゐても、実はただの流行だったりするのであった。 https://t.co/AnFv7DgDPo
— 書物蔵:古本オモシロガリズム (@shomotsubugyo) 2018年12月11日
わちきが最もソンケーする友人も、この散らかし病ぢゃ。バカ上司を上手く補佐し、ダメ部下に学位を取らせ、小説主人公になり、魔法使いになった後、若い奥さんを貰ふたスーパーマンなれど、なして散らかし病… / “創造がひらめく「片づけない…” https://t.co/ajyEKx1Y6R
— 書物蔵:古本オモシロガリズム (@shomotsubugyo) 2018年12月11日
森さんの話だと、ネットに検証サイトがあり、無断転載もあるが、それより学術としてダメであると。でもこの程度の「博士」はむしろありふれているとも。そっちのはうがヤバく、残念なり。 / “児童ポルノ考える本に「無断転載」、慶大が博士論…” https://t.co/dj2IEca4gY
— 書物蔵:古本オモシロガリズム (@shomotsubugyo) 2018年12月11日