書物蔵

古本オモシロガリズム

神保町にて出版年鑑を1冊

おっとり刀にて古書会館へ参内。んー(#+_+) あまり拾へんなぁ。
出版年鑑がたくさんでとって、そこそこめづらしきものなれど、戦前出版年鑑はしばらくまへ、復刻をセットで安価にて購入したれバ、買うあたはず。1956年版だけを2000円にて拾ふ。この昭和30年代の出版年鑑は、著作権台帳的な機能を持っとることは、意外と忘れられた利点だったりもする。装丁が恩地孝四郎だったりもするしねっ(o・v・o)b
かういった、調べもののための本、それはレファ本だったり資料集だったりするが、さういったものは、週末の古書展でないと出会えない出版物類型だったりもする(´・ω・)ノ ひと箱古本市や、さっこん新興のおしゃれ系古本屋には基本的にないものと心得るべし。もちろん、そんな調べものはググればイーぢゃんといふも、縁なき衆生には可なりぢゃが、もしそんなことをいふ専門家がゐれバそれハにせものの専門家なり(もちろん逆もさうで、いまどき紙だけで調べもの、にこだわってんのもにせもの、ちゅーか老頭児ぢゃ)。
新刊書店にいかうかと思ったが、筋斗雲寄場のお代が気になりて、早々に高円寺へむかふ。
高円寺ではごちゃごちゃと、きれいな神保町よりも拾えさうな雰囲気ではあったが、けっきょく買ったのは、100円でこれ。

森さんに示唆されたことぢゃが、取り屋雑誌てふハそも政治か経済の雑誌であることが多いので、そこいらへんの戦前史も手がかりになるからの。あとのはうに、戦前のことが少しかいてあったので。
ところで、婦人雑誌研究をしとる三鬼浩子といふ人は親族ならんといふが…