書物蔵

古本オモシロガリズム

五反田での収穫

なんだか起きると体がだるい…
きっと二日酔いの残りだらう、とてシャワーを浴びてアワテテ五反田の古書会館へ進出す。途中の道はあいかはらず混みこみ。だって平日なんですもの(^-^;)
着くとなんとTさんがゐる\(◎o◎)/!
友人やMさんもゐて、集まったり集まったり。
ガレージで図書館管理法の初版コピー(東大蔵のものの)を友人が拾いわちきに投げてくれる。
二階にあがると、なんとその流れで一山千円の図書館学論文のコピーが転がってたので拾ふ。どうやら国会図書館員だった人物から流れたものらしい。
買わなかったが、最後の国立図書館長などがあり、書き込みで、国会図書館設置反対論に傍線がひいてあり、それでも進歩といふ意見があったとある。帝国図書館系の人たちが国立国会図書館の新設に反対してゐたのは、こりゃ、図書館史をかじった人なら知ってをるよね(σ・∀・)
二階ではさらにこれを買ふ。

  • 雑草のうた / 佐々木義雄. 東京:インパルス. 冊数:1冊. 刊行年:昭58. 限300 非売品 函付 圭文館店主遺稿集、三回忌記念.

いやサこの、佐々木義雄なる人物、1944年から1966年まで圭文館なる出版社を経営するんぢゃが、そのまへにいろんな業界誌を渡り歩いたことが立ち読みでわかって購入したのぢゃ。
もちろん、戦前業界誌史の材料として稀有なもの。そして、どこの図書館にもないときたもんだ。いまググると2004年に南陀楼氏が読んだとあるぐらい。