書物蔵

古本オモシロガリズム

「関係人脈を築き上げたパイオニア」

このまへの飲み会で、「海外通はむかしいろいろいたねぇ」「「出羽の守」すらいなくなった。いったい留学した連中などは何してんの? 全然人脈つながってないぢゃな〜い」などといふお叱り(?)のことばを聞いた。「domesticになってんだなぁ」「localならまだいいんだけど」といったやりとりを聞きながら、「さういや、古代ローマに、domesticii(家内奴隷)なんてーのがいたなぁ」と思ひ出したことぢゃった。
いま読んだ文献にこんな人が出てきた。

星健一氏は、国会図書館現代史資料室(のち憲政資料室)からWNRCにGHQ資料のマイクロフィルムマイクロフィッシュ)化収集と目録作りの業務のために派遣され、その後何代かにわたって派遣・継続された(星氏も2回派遣された)業務の手続きと関係人脈を築き上げたパイオニアであった。(以下略)
古川 純「<紹介>THEODORE McNELLY, Witness to the TWENTIETH CENTURY The Life Story of a Japan Specialist」『専修法学論集』98, 289-310, 2006-12-15

へぇ、昔は「関係人脈を築き上げたパイオニア」なんて人がいたのかぁ。いま著者標目を見ると、この人だね「星, 健一, 1946- || ホシ, ケンイチ」。ヨミダスとキクゾウに占領史がらみで昭和時代の記事が出る。記事に「政治史料課主査」とある。たしかに「主査」とは本来、困難専門職ならん。生きていれば69歳かぁ…。

National imprints

ナショナル・インプリンツ、なる概念を聞いてホヘー(・o・;)となる。

ふと

同胞が行っている会社の同僚だった人のことをむかし聞いたことがある。
もうトイレのなかでのんぢゃふんださうな。
けっきょくしんぢゃったとも。