書物蔵

古本オモシロガリズム

『製本業報』など

きのふ深夜、古本者らとおほいにもりあがったあと帰宅してみたら着いていた封筒。いくつかチェックしてみたら、オモシロいものが出てきた。
一つが、『製本業報』1(3)(1927,11)。内田魯庵が、製本業の業界誌なんだから、もっとかっこよくせい、まるで明治の雑誌まんまやんけ、と叱っていて、超オモシロ(゚∀゚ )アヒャ 図書館業界で異色の林靖一なんかも寄稿してをるΣ(゚◇゚;)
ちなみにこの『製本業報』はどこの図書館にも残ってないはず。印刷博物館ライブラリーにもないね(゜〜゜ )
と思ったら、『製本』と改題して1939年までは続いておったとciniiで知る。びっくり。雑誌の(あるいは新聞も)所蔵調査は絶対に書誌調査(版元やタイトルの変遷)も一緒にやらねば間違うといういい例だあね。
それから『農商工図書月報』(21)(1888.9)。こちらも明治新聞雑誌文庫にしかないアイテムなれど、この号は欠号にて、さらにこの号に終刊のお知らせがあるので、わちきの入手セルこの号にて、はじめてこの月報の最終号がわかるというしろもの(σ^〜^)