書物蔵

古本オモシロガリズム

小雨なれば

散歩展へかちにて行かむとす。なれど小雨なれバ急遽、かへて筋斗雲をば引きづりだし、ラッシュの東亰をかきわけかきわけ五反田へ。ゆえに遅刻。
ぐるぐるまはって戦争直後の『書評』『書物』などの雑誌、『インパクション』のNACSIS批判記事号、浪速書林目録の、かの、どえらい西川満特集などそこそこの収穫。また、赤ドリさんが『書物の花束』一括を300円で出していたので、ほっとくのも悪いと思い、重複いとはず拾ふ(^-^;)
するとめづらしくガレージにぐろりやさんの顔をみつけたのでご挨拶。さうかうしているうちに、T先生や書誌鳥などもやってきたが、時間なくそのまま退散。これまた品川あたりは混み混みなので、ちと変わったルートで海側へ出てみた。かやうに抜け道を事前に開発しておくのが、東亰でまともに進むための方法なれば。タクシーの運ちゃんに転職しようかとも一瞬思ったほどである。