書物蔵

古本オモシロガリズム

やはり日本学はまだ使える…(。・_・。) 総会屋論の学術書があった\(◎o◎)/!

いまウィキペの総会屋の項を久しぶりに見たら、ふと、英語版の項目ができているのにきづいた。
ざっとみると、総会屋の歴史の節がきちんと書かれていてそこになんと、文献の出典がついている(@_@;)

Sokaiya: Extortion, Protection and the Japanese Corporation (East Gate Books)

Sokaiya: Extortion, Protection and the Japanese Corporation (East Gate Books)

  • Sokaiya : extortion, protection, and the Japanese corporation / Kenneth Szymkowiak. -- : pbk. -- Armonk, N.Y. : M.E. Sharpe , c2002. -- xvii, 203 p. ; 21 cm. -- (An East gate book). -- "Serialized in The Japanese economy: Translations and studies, volume 26, no. 3 and no. 4"--T.p. verso ; Includes bibliographical references (p. 187-194) and index. -- ISBN 0765607794 ; 0765607808 ; (BA55150946) ; http://ci.nii.ac.jp/ncid/BA55150946  ED62-A15

日本語できちんとした本が出てない主題に関するもので、海外の日本研究でもし本があれば、それはおおむね文献実証的なものであって、1970年代に日本で出たテキトーでっちあげ(文献実証的でないという意味)単行本より百倍つかえるわけであーる(σ・∀・)σ
そのうへ…
書誌データの一覧なら、たとへローマ字であらうが使うのは簡単だし、なにより、典拠はほぼ全部、日本語であること請け合ひぢゃ(〃^∇^)o_彡☆
なんといふ悪知恵かのーわちきは(^-^;)
いや実際、総会屋の歴史、特に戦前を含めて、をきちんと書いた日本語文献が皆無だったので書こうと思ってたんだけど、2001年に地球の裏側で書かれていたとはとは(^-^;)
ん?(・ω・。)
わちきはそんなにソーカイヤに興味があるのかって(σ^〜^)
いやサ、むしろメディア史的な文脈でソーカイヤ雑誌に興味があるんよ。でも、ソーカイヤ雑誌を論じるにはソーカイヤのことは、粗々でも知ってをかねばの(σ・∀・)
それに…
スキャンダリズムと公共的言説空間といふのは、実は密接な関係があるのぢゃ。
ってか、去年だったか、

スキャンダリズムとか暴露趣味って、実は、公的な妥当性とか議論とかに間接的にせよ、つながるんぢゃあないかと思ふんですが、そんな文献ありますか?

と森さんに聞いたらば、たちどころに、

あるよ(。・_・。)ノ

とて、次の本を紹介してくれた。

スキャンダルと公共圏 (YAMAKAWA LECTURES)

スキャンダルと公共圏 (YAMAKAWA LECTURES)

一家に一台森さんぢゃ(o^∇^o)ノ