書物蔵

古本オモシロガリズム

けふはどうしやう。。。。

さうぢゃ、古本屋にいかう(^-^;)

とて清水書店さんに行く

きのふ、ヌートリア君が、まはりの郊外型古本屋はみんななくなったのに続いてるんですよ、といふので、なるへそとて、気になったので、また、古書展でまへまへから気になる存在であったのでこれを機会にお邪魔しやうとしてみむ。
はるばる玉川上水駅に降り立つと、上空にはバートル(ヘリコプター)が飛んでをる。

って、画像を撮るのがおくれたのでアリンチョみたいになってしもーたが(^-^;)
駅から1分、ほかに商店もなく、すぐ目的のお店がみつかった。

店内を一巡したが、黒っぽい本ばかりでわちきごのみ。明治文献もフツーに棚にならんでいるなんて、神保町の秦川堂を上品にしたといふ感じか。支那学が多いようにも思ふ。文庫本の棚も、硬軟取り混ぜて渋い(軟派も渋い)ものばかりで、2冊ほど購入。

意外な棚

基本は学術書、近代文献などの専門店なのだけれど、実は文庫本の棚が十分に「選書」されている棚で楽しめた(写真の途に面した右半分がそれ)。
どーゆーことかといふと、絶版文庫というのではなくて、1980年代以降の、きれいな文庫本ばかりなんだけれど、いろんな文庫のノンフィクション系がきちんと選られて並んでいる。
ここの文庫棚を見てると、「ああ、あの本、単行本で読みたかったんだよな。こんな無名な文庫におちちゃって」とか、大人むけの趣味に浸れるという具合。小説も、主として時代小説があるから、これも大人向け。
おちついた大人の趣味人なら、通りすがりに行っても、十分に楽しめるような気がする(ただし、平日のみ営業の不定休なので事前に電話で確認すべし)。
逆にトンデモ本とかはないです。

別の目的

って、実はほかにも目的があり、ツイッターでつぶやいたけど、さる資料の状態を確かめに来たのぢゃ。
そちらのほうは想像どおりの製本で状態もよく、一安心。
ということですぐ辞去す。
そしてまた延々と鉄道に乗りテ、かへる。
こちらのお店については2009年に古ツアさんが紹介しており、参考になった。
http://blogs.dion.ne.jp/tokusan/archives/8445138.html

途中、馬場で

現世さんへ寄ろうかと思ふも、まてよ、芳林堂なんどもよろしかろ、とて、馬場で下車。
ぶらぶら裏通りを歩いとったら、ヴィレヴァンがあるので、押井修造のマンガなどを購入。それから芳林堂へ。って、もう十年ぶりぐらいではあるまいか。
以前、碁会所や洋書屋があった記憶があるが、それらはなく、かはりに古本コーナーができていたのが時代を思わせる。
そのままマンガを読みながら帰る。
夜は71記念でお蕎麦