書物蔵

古本オモシロガリズム

このまへ出た『出版文化人物事典』にオモシロ人物が載ってをる!ヾ(*´∀`*)ノ゛キャッキャ

激烈レアなレファ本『日本出版人総鑑 1976年版』(文化通信社)を入手してホクホクしとったら、やっぱす必ずしも足りるものでもなく、チト個人が買ふには高いが、えーい、まゝよ(Ծ﹏Ծ )とて、出たばかりのほやほやの次のレファ本を買うてみた\(>∇<;)

出版文化人物事典: 江戸から近現代・出版人1600人

出版文化人物事典: 江戸から近現代・出版人1600人

  • 発売日: 2013/06/21
  • メディア: 単行本
たとえば「総鑑」になかった文化通信社の社長さん重枝四四雄は、しげえだ・よしおと読むとわかる。ししおかと思ってしまっていたよ(・∀・`;) また五十音順で直前には式場なにがしとあるから、さういや、式場隆三郎っていたなぁと思ふて項目を読んだら、末尾に[家族等]兄=式場隆三郎とあり、なんとΣ(゚◇゚;)弟が「流れる星は生きている」の編集をした式場隆三といふ編集者だった(@_@;) さらにそのまへには式正次、って、いまでもやっとる新聞・出版業界誌『新聞之新聞』の創業者。まさじと読まず、しき・せいじと読むのね(σ・∀・)σ
かういった知る人ぞ知る(つまり出版業界内では有名だった人々)も載っとるやうだが、わちき的にオモシロなのは、もっとオモシロな人物が立項されとること。
パラパラめくってて気づいたのは、まづハ、
秋山正美!(゚∀゚ )アヒャ 
ん?(・ω・。) 読んでみると肝腎のことが書いてない( ・ o ・ ;) って、アレのことね。ってか秋山さん、実は出版者でもあったのかぁ。。。これは知らなんだ(゚∀゚ )アヒャ このまへ古書展でゾッキに出てた秋山さんの本を立ち読みしたら、自分の父親は秋山愛三郎だと奥付の著者紹介に書いてあってびっくり(@_@;) だってアイザブローってば有名なちりめん本作者ぢゃないの(σ・∀・)σ
秋朱之介とかいったマニアックな造本家も出とるね。坂本篤みたいなワ印出版者なんかも出とるΣ(゜∀゜;)
(つづく)

式セイジの『新聞之新聞』

さう言や、これ↓の解説で有山輝雄先生が『新聞之新聞』の発行部数を調べていたとか。

昭和2年の特秘調査なんかも参照したらしいが、あそこでは東京の業界誌がオミットされとるから、次の本を見てみたら、2500から5000部とあった。