書物蔵

古本オモシロガリズム

古本屋についての噂の真相?

こんな本を立ち読みした。

  • 神田久作「東都古書肆評判記」『訪書』(1) p.18-21(昭11.3) ※三土社、赤春堂、玄誠堂、北沢書店

この店は明治期の文芸書や小冊子、雑誌類など片々たるもの、例えば古書展あたりで隅ツこの方に積んである一冊五銭か十銭均一の屑本めいたものを丹念に蒐集する事に妙を得て居るのが何よりの特長

東京中を歩きまはって、せどりをしているとも書いてある。お仲間の古本屋とくんで、「烏合会古書展」というのもやっているとぞ。
いいなぁ(゚∀゚ ) 三土社いきたひなぁ。。。
神田久作って誰だろ?
こんな記事も見た。

  • 書局情報部「道聽塗說」『訪書』(2) p.24〜28(昭11.) 

書局情報部ってーのは、『訪書』の編集部のことね(σ・∀・)σ

書物展望社斎藤昌三といふ御仁は余程に喧嘩別れのお好きな方と見える。書物展望初期の同人庄司浅水君と然り、そして又候岩本双雅房氏とおつ始めて御座るが、はたの見る目にも感心できない泥仕合はいゝかげんに打切りあつて然るべし。

あー、これはアレだアレ。『読書感興』と『書物展望』の悪口合戦だ。さうか、庄司ともケンカしちゃってたのね(σ^〜^) 火事とケンカは江戸の華ってね(・∀・) ん?(・ω・。) 少雨荘は神奈川の人ぢゃないかってか(^-^;)
でも、かういった古書展、古本屋の評判記やら、愛書家どうしのケンカとか、

古本がアツい

ねぇ(*´д`)ノ
古本が最もアツかった昭和10年前後に東横や阪神あたりでサラリーマンをやりながら、古本生活したひなぁ。