書物蔵

古本オモシロガリズム

四天王寺やら日本橋やら

ん?(・ω・。) Mさんは(σ^〜^)


新しい幹線に乗り込んで、やれやれ、と思うテゐると、

あれ?(・ω・。) Mさんがいない。。。(・o・;)

とて、「どーする!?ドースル!?」とドースル連みたいな心持ちでをると…
「ガタンゴトン」 ぢゃなかた 「スルスルスルルーッ」
と無情にも列車は出発進行すてすまったではない乎!`・ω・´)o
やっぱす… と思いつつも、「せうがない。『大阪人』の「古本愛」特輯でも読んで予習するべ」とて、西へ西へ。
と、公衆電話より架電。
果たしてMさんであった。中央線が遅れた由。

新大阪駅

Mさんを待つあひだ、待合ひで読まむとて買う。-ふしぎなふしぎな子どもの物語 / ひこ・田中. -- 光文社, 2011.8. -- (光文社新書)
サテ、じっくり読むべとて待合ひにゐると、あっとゆーまにMさんが出現。
んでは古本市へトチゲキまへに腹ごしらえをすべぇとて、串揚げ屋へ。
大阪で串揚げ屋に入るのははじめててある。ビールを注文してしまふ。トチゲキまへに、いいのか???( ^ - ^ ; )

四天王寺

どうやって向かうか考えていたら、地下鉄職員が親切で教えてくれるが、早口でしかも関西弁なので、最初なに言っているかわからんかった。とまあ、結局いふとおりに天王寺駅まで南下。そこから乗り換えて北上すべと思ふたが、いざ駅におりると、

ん?(・ω・。) さういへば古本屋があったな

とてふらふらと。
古書サロン天地にて、Mさんが見つけたこれを買う。3000円で安かったので。

  • 九ケ国語対訳書籍用語辞典 / Menno Hertzberger[他]. -- 改訂版. -- The antiquarian booksellers association of Japan, 1977.6

それからブラブラ歩いて北上。Mさんと一緒に会場に乗り込む、とは言ってもお昼過ぎである。
んー、やっぱ結構ひろいなあ(*゜-゜) とて、グルグルまはり、少し買う。

  • 出版事業とその仕事の仕方 / 志水松太郎著. -- 改訂増補第2版. -- 峯文莊, 1938
  • 文学


途中、すこしシャカシャカしたのだけれど、どうやらその時、オタどんが近くにいたようである。
それはさておき、いいかげんいい時間になってきたので移動。中途半端な距離だったのでタクる。

なんば古書センターで

ここでは入り口からMさん100均かぶりつき。わちきはそれについてってるだけ。いろいろと抱え込むMさん。ほへーと見てたら、、、

ん?(・ω・。) こりは?

と、カウンターの直前にある一枚もののところに、なーんと、めづらか図書本(って何だ???)!
『図書世界』の初号なりよ!!!

  • 圖書世界. -- 1號 (明34.7)

わいわい安いなり〜o(^-^)o 「わかってて安くしてくれてるんだよ」とはMさん
ほかにも、波多野賢一の編纂になる参考図書目録などをゲットす

Mさんが熱心にみているもんだから、外にでたら真っ暗(・o・;)
そこで北にむかってありく。途中の学術書の割安本の店によりながら、日本橋駅へ。
ん?(・ω・。) プランタンがビックカメラになっとる( ^ - ^ ; )
元プランタン横の天地書店に入る。
値段がしっかりしとるんで買えんなぁと思っていたら、Mさんがトンデモないものを引っ張りだしてきたので買う( ^ - ^ ; )

  • ​​ニ​ュ​ー​ス​・シ​ソ​ー​ラ​ス ​:​ ​新​聞​情​報​管​理​の​た​め​の​用​語​集 / 中日新聞本社編. -- ​​紀​伊​国​屋​書​店. --

1990.11, 第3版, 増補改訂版, xii, 509p, 31cm
巻末にNDC8版との対照表もあったりして、「なんと罪作りなことを世間様に対して1980年代の図書館学はしてしまったのだろう」と、トンデモなく可笑しく、デカイ本は買わない主義なのに、買うことにす。
いちど、一般シソーラスは本質的に成立しえないといったけど(それは教科書などにも書いてあったので正しいハズ)なんとまあここに、一般シソーラスがあるぢゃないスか(゚∀゚ )アヒャ
ってか、これがマガイものであることはあきらかなのであるが、当時は大真面目にみな、やったのだねぇ。
あーあ(・∀・`;) わちきが戦前戦後を一貫した件名失敗をトレースするめぐりあわせになるとはとは(*゜-゜) こんなことでは大東亜図書館学の復活はいつの日になることやら…(σ^〜^)
さらに駅に向かうが、なんだかアヤシゲ。場末感ただよい、さういったものをわちきなぞ大好きなので(東京にはなくなった)大喜びしながら進むと、イサオ書店。

  • 記者五十年のうらばなし : 北京二十年日本三十年 / 藤原鎌兄,つた共著. -- 藤原つた, 1975

猫がいてビックリ(*ω*;)´´
出がけにMさん「古本屋に猫はむしろ定番なり」と。さらに「そういへば古書現世の猫は?」といふから「みまかれり」と言っておく。
昭和書籍日本橋ブックセンターも覗くが、「男ビデオ」があってこれまたビックリ(+o+) 場所柄かしら…( ^ - ^ ; )
と、そのまま地下鉄道に乗りて宿へ。

夜鳴きそばとは支那そばのことであった

宿で一休みしてからメシを食いに街へ出るo(^-^)o
よさげなお店へはいって、メシ、ちゅーか、ビールを飲んでしまふ… ん?(・ω・。) お昼も飲んだような気が(;´▽`A``
書誌話でもりあがり、さらに、論文作法でM氏が、「ことばなど現実を結局は表現しきれぬのだから、おなじことを言うのに違う表現を使う」と言う。
わちきは、米国と英国で論文作法のちがいとしてそれ(同じ事を同じ言葉でいうか、わざと変えるか)をT先生から習ひ、そして「米国はススんどる」と思ったが、さういふやうな理由で英国流というのもアリだなぁとしきりに関心したことであった。
さんざ話して宿にもどると、サービスで(ロハで)夜鳴きそばが食へるといふ。最近、ただで食事を供する宿がおほいなぁとおもいつつ頼むと、チャツチャとつくってだしてくれたのはまさしく支那そば。いやぁ、あふさかで蕎麦を食べることほどバカバカしいことはないからネ。よかった(〃´o`)=3 フゥ
ところでわちきはチャッチャと支那そばを作ってくれたのはホテルマン(が支那そば屋の変装)だったのを見逃さなかったよ。
では明日、とて露天の温泉に入って出てきたら。

ん?(・ω・。) 読書コーナーがある

と、見たら熱心に読書している青年がいる。「こんな夜更けに…」と思ったら、なんとM氏であった(´∀` )