書物蔵

古本オモシロガリズム

秋山正美メモ

秋山さんってば、緑づくめの格好が好きだったらすぃーのだ。
で。
かの第一書房を再興しようとして果たせなかった第二書房から、オナニーの教則本を出版した際の話にそれがでてきてた。

 1965年、スーツもネクタイもシャツも靴もすべてが緑ずくめの風変わりな秋山正美が訪ねてきた。どこに原稿を持っていってもとりあってくれないので来たのだという。「オナニーの正しいやりかた」と表書きしてあった。
 さっそく『ひとりぼっちの性生活』として刊行したところ、女性週刊誌と11PMがとりあげたこともあって、数万部が売れた。「孤独に生きる日々のために」というサブタイトルをつけた。この感覚、伊藤がのちのちまで発揮する「性を本物として扱う」という感覚だ。
『『薔薇族』編集長』伊藤文学 松岡正剛の千夜千冊・遊蕩篇
www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1208.html

ほへーである。
ところがもっと直裁に直接に秋山さんを語っている人物がいたのだ。
誰あらう、『虚無への供物』『葬儀のある寝室』の解説者子である(つづく