書物蔵

古本オモシロガリズム

秦川堂で先週末、めづらし『雑誌年鑑』を入手したので…

オモシロがって並べてみた(・∀・)
画像は(左から)

どうかすら。
ならべて見ると、厚さから、情報量が体感できるでしょ(σ^〜^)
で、だ。
これらのうち、どれを基準にモノを考えるべきかといへば。
そりはもちろん、昭和17年の2冊本。
これだけの(厚さの)多様性を、昭和前期(含.戦中期)の日本出版会、じゃなかた出版界は持っていたと思うべきなのだ。書籍商版といひ、それを(途中で)凌駕する東京堂*1といふも、この2冊本にたる多様性(幅の広さ)を拾えていなかったと考えるべきなのだ。
そのやうに考えればこそ、先日の『火保資料』なる希少雑誌をも発掘することができるのぢゃ。
よく、「みあたりましぇ〜ん!」というレファ回答があるが、そりはまさしく見あたらないだけで、「無い」訳ではありません!`・ω・´)o
もちろん、昭和20年になにもかも燃えてしまうのぢゃが…(´・ω・`)
堀内庸村さんの娘さんに聞いたのだ。「三月十日は東のほうが真っ赤で…」

*1:ったって、いますずらん通りなる書店の東京堂を想起してはならヌ。戦前の東京堂といへば、五大取次のひとつ。