書物蔵

古本オモシロガリズム

ひさびさに図書館政治ネタ:“反図問研”を掲げる者とは誰か?

わちきは自称フルホンブロガーなので、あまりホットな図書館政治ネタを拙ブログでとりあげたくないんだけど(これ、ホントにホント(σ;^〜^))、にゃんだか畏友GCWタンやらそのお友達さんやらが『みんなの図書館』でもりあがってるので、ちとパラパラと。

みんなの図書館 400号おめでとうございます! - 読書ノートのつもり?なつれづれ日記 http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/yoshim32/20100722/1279793586

ちなみにジュンク堂池袋店では図書館関係誌が小売りされとる(教育雑誌の棚)。
わちきの心証もおおむねyoshim32さんのいうとおりなんだけど、実はわちきは悪口の言い合いがあってもいいと思うとる(まぁ「丸悪」というのは何も考えとらんように思えるが)。お互いにイーブンに悪口を言い合えれば、逆に業界が活性化するかもしらんからね。それに「みんなの…」は、会員みんな限定の(ん、論理矛盾か)機関誌であってみれば、聖教新聞VSしんぶん赤旗のようなもんでっしゃろ。まぁそーゆー意味で今号は例外でせう。
でも、中身について一箇所、「これはコマルな(・∀・`;)」と思うとこを。
中沢氏の文章中、「“反図問研”を掲げる」人がネットにいると書いてあるが、わちきの観察ぢゃあ、(幸か不幸か)そのような者は一人もネットにいないよ。
まぁGCWタンやわちきのことを言っているのだろうけど、すくなくともわちきは反図問研のつもりはないなぁ。アタラシさんの時にも思ったけど、どーして館界人は、サカサの意味での「匿名批評」をするのかな。批判をするときには誰の(それが筆名やハンネでもよい)どの言説なのか書いてくれないと結局ンとこ欠席裁判になるよ。中沢氏のこの書き方だと、普段ネットなど見ない旧派の人たちがますます「ん?(・ω・。) やはり、ネットは人でなしの棲まうところ」と思っちゃうのでは(σ・∀・)
正直、1990年代以降現在までの図問研には館界政治的な敗戦責任があると思うし、現在でもぜんぜんそれに気づかず、おなじ主張をくりかへしてるのには腹も立つが、1980年代までの図問研にはそれなりのキョーミもソンケーもあるでよ。だいたいがさぁ、いま図問研院政を布いているとおぼしき人々を批判している薬袋先生だって、1980年代まで図問研でいっしょうけんめいやってたぢゃないの(σ・∀・)
たしかに図問研ブログにへんな意見があればつっこみブクマはするけどねぇ。わりーけど、それはへんな意見書くほうがわるいとしか(主観的には)いいようがない。逆に小形さんとかのエントリには若干好意的なブクマしたような憶えもあるのだがの。
一度、アンチ猫猫先生の人がどなりこんできた時に書いたけど、いちばん反○○とういのはスルー(無視)することだと思うよ。いま、館界や学界の有名人で、「図問研にはこうなってほしい」と言っている非図問研の人って知らんなぁ。あ、いやいや、ARGの岡本さんがいるか(けど例外では)。
そこんとこよろしく。