書物蔵

古本オモシロガリズム

事情通さんへのお返事

まえのエントリへのコメントへのお返事でござる〜

>「匿名批評」のことはそう思うけど

ご賛同ありがとーです(`・ω・´)ゝ


>逆に、shomotsubugyoの言う「院政を布いているとおぼしき人々」や

>G.C.Wさんの言う「イデオローグ」が誰なのかもよくわからないんですよね。

Wタンのideologはわちきにもわかりませんが、「おぼしき人々」は具体的には大澤正雄先生やその支持者でございまする(σ・∀・)

図問研は左翼か?

 http://d.hatena.ne.jp/shomotsubugyo/20090624/p2

わちきめんどくさがりやで、上記リンクをはろうとしたのですが、拙ブログの読者はしっとるか、と思いはっしょってしまいすみませぬ。「書誌をしへる友はよき友」というわちきのもうひとつのスローガンが泣きますの(^-^;)

わちき、昔から輝かしき東京市立の後継の、23区の図書館になぜ専門職種制がないのか、きはめて残念に思ってをりましたところ、薬袋先生が、それは館界の左翼たちが労働運動と専門職運動を混同して司書職制に反対したから、という本を2001年に書き、「こりゃー、館界左翼に今の今までだまされてきたことよ」とて憤激しておりましたところ、さっそく次の本が出るとて、なればとて、わざわざ茅場町なるJLA会館まで買いにいきました。ところが。

・大澤正雄60年代の東京の図書館を語る / 大澤正雄. -- 図書館問題研究会東京支部, 2003.7

ぜんぜん有効な反論になっておらず、「あゝ、こりゃあ勝負あったナ」と、日本図書館界の戦後(失敗の)責任は大澤先生やその自費出版?もどきをわざわざ出す図問研にありと判定したことでした。

>これは、日本の戦争責任論の議論と似ているかな。

お、さすがスルドイ(σ・∀・)

わちきは似ているというより、(構造は)そのもの同じ、と思うてをりまする。おとといだったか朝日新聞宮崎哲弥氏が書いてましたね。単行本では玉石混交ですが次のものでしょうか。

・ぼくらの「侵略」戦争 : 昔あった、あの戦争をどう考えたらよいのか / 宮崎哲弥編著. -- 洋泉社, 1995

ちなみに戦争責任で優等生あつかいを日本国内でされるドイツは、実は軍部やドイツ人の責任についてあやまっていないという意外な話は次の本で。

・「戦争責任」とは何か : 清算されなかったドイツの過去 / 木佐芳男著. -- 中央公論新社, 2001. -- (中公新書 ; 1597)

だから総括をしてほしいのデス。

>「さん」が漏れました

いやぁ、全然かまわんですよ。ただのIDだし。それに、他人に悪口を言われるのも(もちろん、今回は悪口というより、わちきの不備へのつっこみでしかありませんが)やむをえぬこと、と思うてをりまするので。

ちなみにわちきが書く場合、面会の有無にかかわらず、心理的に近い(と自分で感じた)人は、「さん」。そうでない人は「氏」。敬称ナシは、かなり近しいか、極端に遠いかのどちらかです。ぢゃあ「タン」はなんだってか(σ^〜^)

すごく近くに感じるというとこかしら。たとえばゴロウタンとか。

>打倒しちゃっほうが、いいのではと

わちきの趣味はフルホンなので、古い言説やそれを出した団体には、それなりに愛着があり。

運動論的にはそうなんでしょうけれど、そこまでは、とつい思うてしまいまする。

こんなとこが尚古家(アンティクヮリアン)のいけないところですかね。

まあ、あたらしい団体がそろそろ出時なのかな、とは思いまするが。

それに図問研は学会を標榜しとるのではなく、運動体なはずなので、わちきの意見とサカサでも、ある意味しょーがない。

実は問題は学術団体を標榜する日図研にあり、と見てます。明確に運動論でしかない文章が論文ということで載っちゃうのはいかがなものか、と。

・出入りでぃ!関東連合の若頭が,関西連合になぐりこみでぃ!

 http://d.hatena.ne.jp/shomotsubugyo/20051116/p1

ちなみに上記エントリでのわちきは糸賀先生に賛成でござります。

>yoshim32さんの言うことも、正直、わからないところが

まあ、もうすこし整理できるのでは、と思いますが、ブログのエントリを読む限りでは、図問研に(少しは)期待していたのに、ぜんぜんサカサでガッカリしたということろでしょうか。

ただわちきはyoshim33さんが「みんなの」に書いていたように、あのような、TRCや丸善などの従業員を不快にさせるようなものを初手からかくべきでない、という意見は、一理ありますが賛同しません。

どうやら(政治的)自由主義というのは、悪口を禁じると、機能しなくなるようですから。もちろん悪口というのはたいてい下品なものですけれど。

表現の自由を脅すもの / ジョナサン・ローチ著 ; 飯坂良明訳. -- 角川書店, 1996. -- (角川選書 ; 275)

んー、とりいそぎ(^-^;)