書物蔵

古本オモシロガリズム

オモシロ本 非営利組織の内部抗争

竹内洋『大学という病』(中公文庫)を読みすすむ。ヒジョーにオモシロし。いま、ちやうど、土方が河合によって意外にも失脚するところ。非営利組織の隠微なる権力闘争なのですなぁ。
んー(  ̄▽ ̄)大学ってーのは、やっぱす学部が大切なのですのー、ってか学長ってのは神聖ローマ皇帝か?
いや、もちろん、陰険なる内部闘争もオモシロなのだけれど、各所で披瀝されたる竹内先生自身の学問観や人生観も、オモシロ(゚∀゚ )

学者とくに人文社会系の学者の五十代は、一般に研究の行き詰まりを感じてライフ・サイクルのうえでもっとも危機のときであるが、(p.196)

なーるへそお(゜〜゜ )
と、
「規範ルサンチマン」なる術語がこの世にあると知ったのも、この本でである。