書物蔵

古本オモシロガリズム

2010-03-18から1日間の記事一覧

オモシロ本 非営利組織の内部抗争

竹内洋『大学という病』(中公文庫)を読みすすむ。ヒジョーにオモシロし。いま、ちやうど、土方が河合によって意外にも失脚するところ。非営利組織の隠微なる権力闘争なのですなぁ。 んー(  ̄▽ ̄)大学ってーのは、やっぱす学部が大切なのですのー、ってか学…

和本の刊行「月」について

おなじ古通で橋口こうのすけ氏がこんなことを書いている。なるへそ。 江戸期の出版では、正月に刊行することが多い。それは縁起を担ぐ面もあるが、、暮れに清算するさいに本替(ほんがえ)によって現金でなく現物で代償することで資金の流れを楽にする側面も…

99%がいまだに読めない日本の本

本朝において古代〜江戸期に出た本はおおよそ100万タイトルってか? 中野三敏先生が「古通」の自分の記事でオモシロいことを言っておられる。 「国書」に採録されているもの 約50万点 「実際は、私はその倍あると思っています」 100万点 そのうち活字の本…