書物蔵

古本オモシロガリズム

昭和20年5月27日編成満鉄巡回文庫(こんな古本があった ; 1)


巡回文庫といふのは、図書館の書庫などに保管場所・作業スペースがあって、そこで適宜の冊数が大き目の木箱に入れられ、停本所(配本所)に送られていくといふもの。
本の整理をしていたら、こんな古本が出てきた。
ん?(・ω・。) なしてこんな古本をわちきは買ったんだろ(゜〜゜?)
と、見返しをあけたら、満鉄巡回<書>庫のカードがでてきた。あぁ、これで買ったんだった。たしか数年前の下鴨神社で。
まぁこの満鉄本については岡村敬二著にやはり同じく下鴨神社で見た話が載っていたが…
現在、閉鎖中の「ジュンク堂書店日記」2005年7月12日のくだりに

『「満洲国」資料集積機関概観』(岡村敬一著)は、雨にたたられた年の下鴨納涼古本まつりで、津田書店出品の旧満鉄図書館所蔵本に出会う話から始まる。

とあるとほりである。

五年前のわちき

2005/3/1(火) 京都の古本屋 http://d.hatena.ne.jp/shomotsubugyo/20050301

いまの感想:当時は古本趣味を復活させたばかりであったので、いさんで京都まで行ったのであった。大阪から移転した古本屋「梁山泊」に驚いている。あと、文体はいまの「あひゃ」とか「だす」とか(これはオタどんの影響)、でないのと、全角の「,」「.」を用ゐているのもご愛嬌。これは1995年ごろのアルバイトの影響なり。
2005年、ブログは流行り始め(2年目?)で、もといたMSNからひっこししてきたばかり。当時Hatenaには南陀楼さんなど古本系ブログがあったのでそれに引き寄せられたんで来たんだった。図書館系はほとんどをらんかった。どなり込みもなく、しはわせな図書館本蒐集生活を送りつつあった頃(*゜-゜)

うーみゅ(-_ - しめきり…

締め切り(を過ぎた)原稿のことを考へ、思案投げ首しつつ、ブログの記事を考へる。

NDL-OPACの話

きのふ森さんと、ニチガイの都立・国立書誌データを流用した冊子目録の話をしていて。
わちきは「件名目録」を使ったのかと思っていたら、かの森さんにして、著者名目録であったことを知る。当時、(きゅうこ書院から復刻されてた)帝国図書館の蔵書目録は書名からしか引けなんだ。ゆえに、著者名からのファインディング・リストとして使ったそうな。
しかし、けっきょく昭和の御世に、まともに件名から図書を検索しようとしていた人々ってば、どこにいたのかしら(´∀` )
ってか、最近キョーミがあるのは、東京都立図書館の「wwwOPAC」。これはなんと読むのだろう。「ウェブ・オーパック」かな。