書物蔵

古本オモシロガリズム

コピライトさんがわちきに図書館原理主義者呼ばわりされたと怒っとる件について

これの続きね

久々に論争の悪寒、じゃなかた予感(*´д`)ノ「図書館原理主義」という言葉について
http://d.hatena.ne.jp/shomotsubugyo/20091225/p1

コピライトさんがめんどくせ、と言いながらこれにレスをしてくれたので論点があきらかになって、わちきはいささかウレシイのだ(・∀・) そうめんどくせめんどくせなどといわずに(*´д`)ノ あらゆる論争はめんどくさきものなれば、めんどくさいのもやむをえなしぢゃ(・∀・)/
だいたいナシつけてきたのはコピライトさんなんだし、なんて野暮は言いませんですよ(σ・∀・)

<わちきはコピライトさんを図書館原理主義だと言っていない>と主張します!`・ω・´)o

上記へのレスはこちら

はてなキーワードの「含むブログ」
http://d.hatena.ne.jp/copyright/20091227

コピライトさんのこのエントリを読んで考えたのだけど
これ、完全にわちきのエントリを誤読してるよね(・∀・`;)
わちきのエントリ→

【ネタ?】図書館原理主義(主義者)とは?【マジ?】
http://d.hatena.ne.jp/shomotsubugyo/20081201/p2

予断無く読めばわかると思うけど、わちきは、コピライトさんのブログにコピライトさん自身が書きつけた言葉、「図書館原理主義」を見て語釈を考えただけだし、コピライトさんが図書館原理主義者だなんて、ぜんぜん言ってないぢゃん(=゚ω゚=)

でもコピライトさんの内面の真実は動かせないそうなので、論理操作で

でもコピライトさんってば、わちきが否定しても、勝手にそう「受け取っ」ちゃうんだよなぁ(*´д`)ノ そのコピライトさんの内面については当方、どうしようもないということは認める。処置ナシ(・∀・`;) だから、当方が操作できる論理でだけ返答させてもらうね(o^ー')b

「○○原理主義」というのは、使い方にもよるが、自分と考えが違う人達を批判的に言うときに使うことが多い。特に図書館関連ではその傾向が強いのではないかと私は感じている。
わざわざ「図書館原理主義」をキーワード登録したということに私はid:shomotubugyo氏の悪意、悪意というのは大げさかもしれないが、id:shomotubugyo氏による嘲笑のようなものを感じた。
id:shomotubugyo氏は否定するかもしれないが、この流れから私はそのように受け取った。
だから、はてなキーワードの画面に自分のエントリーが「〜を含むブログ」の欄に表示されることが非常に不愉快なことであった。

こっちがエントリUPしてから1年もたってから言われても、困るなぁ(・∀・`;)、というのはおいといて(^-^;)
この文章なんだけどさ。わちきも前半はおおむね同意見なんよ。ナントカ原理主義者というのはおおむね批判的なニュアンスだというのは。
実際、わちきはコピライトさんが腹を立てたエントリ(の後半)で、今の貸出中心主義を批判する文脈で図書館原理主義ではないか、と言っているからねぇ(だから、今の貸出中心主義者*1が腹を立てるのはやむをえない)。
だけど、コピライトさんが図書館原理主義だなんて言ってないしなぁ(・∀・`;) いったい何に怒っているんだか(=゚ω゚=)

3つの場合分け

もし、コピライトさんが自分に対する批判だと思うなら、それは3つの場合が考えられる。第一は単なる誤読。第二に、実は(わちきは知らんかったが)コピライトさんがいわゆる貸出中心主義者の場合(これはもー、わちきにとってはしょうがない)。最後に考えられるのが、別のエントリ(かブクマ)がコピライトさんの「受け取」り方に影響を与えている場合。
最初の二つはしょうがないとして、最後の場合だけ考えてみると、他の場面でわちきがコピライトさんに不同意か批判をしてること(がもしあれば。あんまり憶えないが)が、それが予断(プレジュディス)として影響しているように思えるけれど。

別の理由かな? 著作権法違反告発問題? 貸出派豪石さんホメホメ問題?

うーん、ナンダロ?
もしかしてあれかな。イトヨーの児童図書館著作権法違反(貸与権が図書にも拡張されたH17年以降、貸出が違法になっていた)をコピライトさんが告発しまくっとるようにわちきに見えていたことかしら。んでも、それはこの事件の原因となったエントリよりずっとあとだし…(=゚ω゚=)
http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/copyright/20091006/p1
いや、あれかな?
コピライトさんがさかんにブロガー豪石さんを(プラスの意味で)ブクマしまくっとったことを、若干批判的に言及したからかしら(=゚ω゚=)
http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/jam-014/20090703/1246649543
あ、これは時期があとのやつね。こっちが2008年の半ばのもの
http://b.hatena.ne.jp/entry/neigerlibrary.cocolog-nifty.com/blog/2008/08/post_cf38.html
今回も、G.C.W.たんがわちきのケンカを買ってくれるというておるけれど(http://jurosodoh.cocolog-nifty.com/memorandum/2009/12/post-7c6b.html お気持ちはありがたく…)、これなんかGCWたんとコピライトさんの間に割ってはいったつもりだったのだけど(^ω^;) 今回みたいに誤解されちまったかしら(これはわちきの内面の真実ね(・∀・)/)

それともコピライトさんは(今の)貸出派なの?

もちろんコピライトさんが現在、(図書館の)貸出中心経営を指向しておられるならば、これらのくだくだしい想定もすべてふっとんで、たんに、政策的な友でなく敵だから、という説明がなりたっちまいますがの(=゚ω゚=)
(だから、「shomotubugyo氏は否定するかもしれないが」と、わちきが否定したとしても言い訳きかぬ、というようなもの言いになっちゃうのでは(σ・∀・)σ もちろん「友と敵」理論からいえば、それは正しい(〃^∇^)o_彡☆)
ただ、図書館界の人民主義を批判している*2高山正也先生の薫陶を受けているようにお書きになっていたので、それはないかと思うておりました(。・_・。)ノ
http://d.hatena.ne.jp/copyright/20060205
あと、<わちきはコピライトさんを図書館原理主義と見なしていない>と主張してはいるけど、一般論としていっておくと、わちきは言説に関して基本的に自由主義に与するので、そーゆー意味では、悪口の言い合いですら、自由主義的な観点からは是認されるのでは、と思ってます(下品だけど)。上品なエールの交換だけだと、ひたすら、旧ソヴェトみたいになっていくからね。ここいらへんは呉智英先生の影響なので、ちょっと読んでみてくれるとありがたい。
それから、ツイッターで「意見の違う相手を「○○主義者」とレッテル貼りしたら負けだと思う。」とつぶやいていたけど。
http://twitter.com/shiraist/status/7089244303
わちきは概念装置は使い方だと思っているので、べつに「○○主義」とかいう言葉を使ってもいいと思うよ。むしろ、(これは文学的表現になって申し訳ないけど)語り口の問題というのがあろうかと。
「〜したら負けだと思う」というのは、たしか、「就職したら負けかなと思う」という、社会的文脈より内面の真実を優先するような人の名言ではなかったかと。でも、社会的問題についてパブリックに発言したいのなら、もっと社会的文脈を優先させたほうがいいような気がするんですけどね。例えば「オレは怒ったが、言い訳があるなら聞こう」ぐらいに。

事大主義の疑い(これはコピライトさんへのワナね)

あと、これは最後に、コピライトさんに対するわりと積極的なワナとして問題提起するんだけど…
そもそも<わちきはコピライトさんを図書館原理主義と見なしていない>というわちき自身の主張を棚に上げていうね…
文化庁職員に図書館原理主義者と言われても腹も立たずむしろ名誉ぐらいに思えるのに、一介のブロガーに言われると腹が立つ、というのは、とりもなおさずコピライトさん自身の事大主義のなせるわざだと、他人に思われてしまいますぞよ。

自分が文化庁の職員から「図書館原理主義者」と呼ばれたことは、決して不快なことでは無い。
〜〜
id:shomotubugyo氏が自分のエントリーを読んでからキーワード化したことが推察される。/これは私にとっては非常に不愉快であった。

文化庁職員に言われても不快でないのに、一介の古本狂に言われた(と思うと)非常に不愉快というのは。
コピライトさんの内面の真実はいさ知らず、少なくともいまの記述の論理構成はそうなってしまっておりまするぞよ。
まぁ、人間、いろんな欲、食欲や金銭欲、色欲、名誉欲などがある、これは健全なことと思うのだけれど、それら、ある意味「卑しい心」に自分が気づかないのがイチバンこわいなぁと、以前、拙ブログに怒鳴りこんできた「卑しい心」さんに私自身気づかされたことですよ(*´д`)ノ
これについては、本題とはいささかズレるけど、次のエントリの「卑しい心」さんの怒鳴り込みとわちきのレスを参照いただければありがたし。

小谷野敦「図書館の理不尽」を読み,日本資料保存論の跛行性を想う
http://d.hatena.ne.jp/shomotsubugyo/20050910/p2

お互い気をつけませう(^-^*)

論争一般について

いや実際、論争というのは、やってる当時は腹立たしいもんだけど、ドパーミンがプラスに作用してアタマが回るようになるし、すぎさってみれば、いろいろ学んだところが残ることもあるんよ。少なくとも第三者にはとても勉強になる。他人を知り自分を知ることになりまするよ。上記の「卑しい心」の件なんかもそれです。

追伸

あ、そうそう。コピライトさんのツイッター、ひと段落したらフォローさせてもらいたいと思うてをります。よろしくです〜

追伸への追記

コピライトさんが、上記の追伸を読んでくれたようで、

追記の追記
twitterにはブロック機能があるので、その機能を使うことは当然あります。

と宣言しとる。うーん、いけずぅ〜(σ^〜^)σ
てか、今回の件で気づいたんだけど、コピライトさんってばコピライト以外にもいろんなIDでいろんなところにいるから、同定しずらいのよね。わちきは同じIDで同じアイコンを使っとるからわかりやすいだろうけど。今回の件があったので、フォローしたいんだけど、そんなディフェンシブなことではいかがなものかと思いますよん(^-^;)

*1:昔の貸出中心主義、正確には1960s-1970sの貸出主義は、おおいに認める。その時期、その方針は正しかったといってもよい。

*2:文書館員養成の議論で、従来の図書館界のとりくみを失敗と明言なさっている由。