書物蔵

古本オモシロガリズム

ロジャーズ

わちき、必要があってロジャーズの積極的傾聴法(active listening)を調べとるんだけど、傾聴の基本的態度3つのひとつに「無条件の肯定的関心(unconditional positive regard)」というのがあって、これは相手の言っていることがどんなことでも、とりあえず予見をまじえず興味を持って聞く、という態度のことらしい。どんなことでも、とりあえず聴く。
けど、これってレファレンス・トランザクションで重要な気がするよ。
そう言えば昔、これとまっさかさまな、へんな上司に仕えたことがあったなぁ(*゜-゜)

さえぎる人

わちき、わりと年上の人々と話すのは得意なほうなんだけれど、この上司と話すのだけは、なんとゆーか、疲れたちゅーか、いちいちムカついて苦手であった。
なぜムカっとくるかというと、2人の場合、会話っちゅーのは基本的にキャッチボールで、相互に主導権というひとつの玉を投げあいながら進んでいくものなのなんだけど、かならず、遮るんだよねー。
あ、こっちに玉が来たな、と思ってこっちがしゃべりだすと、その中身についてまだ述べるのが途中でしかない段階で、「いや、そういうけどさ」とか「そうじゃないくて」とか、かなり初期の段階でさえぎってくる。
上司が部下に面接とかくだらない企画があった時、さて、部下としてしゃべるべぇと思って行ったら、時間内の2割もしゃべれなかったことがあったよ(-∀-;) バカだねぇ(・∀・`;) せっかく制度が個人の資質を補う場を提供してくれたのに。
あとこの人の口癖は「ボクもそう思ってたヨ」というもの。これはかなり早い段階で部下にみきられてて、うわさとなっていたものだったが。会議とかで、だれかがなにか良い意見とか先見の明があることを言うと、それには、賛成も反対もせず、だまってる。そんで、あとでそれが正しかったことが判ると、「ボクもそう思ってたヨ」というのだった。噂どおりだったので、ちと笑ったが(・∀・`;)
どっかのなんとかイインチョになったと風のうわさに聞いたけど、人材不足なんだねぇ(*´д`)ノ