書物蔵

古本オモシロガリズム

単著がないのは…

しばらく前にネットにころがっていたこれを読んだらば…(*´д`)ノ
・「市民の図書館」における「貸出し」の論理--「貸出冊数偏重政策」への批判をめぐって / 薬袋 秀樹
図書館界. 40(6) [1989.03]
超びっくりした(-∀-;)
わちきがレファレンス・サービスについてここ数年考えていたことのかなりの部分、すくなくともその萌芽が書かれていてびっくり。
ってか、ひとこと言っていいかすら…
ちゃんと単著にして出してください!
こんな重要なこと書いてるのに、単行本になってないから参照作業(reference work)しづらいことおびただしい。ある意味、罪作りだと思いますぞよ。
っておなじことを柳先生にも言いたいなぁ(・∀・`;) 1987年の図書館の経営形態論とかその後のまーけちんぐ論とか、単行本になってないから、若い衆がreferせんじゃないの。
本来なら図書館情報学なるものは人文学より若干、社会科学に近く(わちきが言うな、ってか(・∀・)ノ)、論文だろうがなんだろうがきちんとリファーせねばならんのだけど、いや、実際、後から来るもののため(研究でなく教育)には単行本が効くんですけど(コピーせんですむし、列挙されとるんでむりやり読むはめになるとこがよい)。
ちなみにここで「単著」とは、単独著者の著作というよりも、著作物、特に単独著書亜の単行本の意味で使ってマスヽ(o`・∀・´)ノ.+゜