オタどんはもうわかっておったフシもあるが、ちとタネあかしなり。
2008年上半期の沈滞
2004年秋ごろから爆裂レアな図書館本を集めまくり、そのピークは2007年のレア本リストに結実したところであったが…
2008年に入りその勢いは停まってしまった。べつに世界不況のせいぢゃなくて、ひとつには古書市場、特にネット系に滞留していためぼしい図書館本をわちき自身が買いつくしてしまったことと、さらには、わちき自身が古書漁りにつかう時間が((オニャノコに叱られたので(^-^;)))減ってしまったこともある。今年の前半はすっかり沈滞ムードだったのだけれど、ある時、あるものを発見したのだ。
○○○×××とはっ!`・ω・´)o
こんな会話をしたのが、今年の6月末のこと。
わちき:×××をあつめることにしたんだ!o(^o^)o
ある人:へー、新しい趣味をはじめたんだ。よかったね(^-^*)
わちき:んにゃ、おなじ趣味だよ。図書館。(=゚ω゚=)
ある人:ほへ?(・ω・。)
わちき:図書館の、×××。図書館が映っている×××。
ある人:なにそれ!(×o×)
わちき:「図書館×××」なのだ(`・ω・´)ゝ これがいーのだ!`・ω・´)o
ある人:この世に図書館×××なんてものが存在するなんて思いもよらなかった(・o・;)ホヘー
といふことで、
7月10日には、友人らにこんな宣言も出したのぢゃ
図書館×××を蒐集せんとす!`・ω・´)o
ん?(・ω・。) ×××がナニかわからんってか(^-^;)
これぢゃ!
図書館絵葉書!
ここ半年間、フィーバーしてた×××は「絵葉書」だったのじゃ(^-^;)
そしてここに示したる図書館絵葉書は、世にもめずらかなる台湾総督府図書館絵葉書なりっ!`・ω・´)oシャキーン
え?(・ω・。)
ただ箱モノの写真が印刷されてるだけじゃん、ってか(-∀-;)
それがシロウトの浅はかさ(*´д`)ノ アンティーク絵葉書ってーのは、深い、フカーイのよ(・∀・)
絵葉書の資料的価値について
これは日本でパブリックにアクセスできるフォト・ライブラリーがないことの裏返しでもあるんだけれど…
絵葉書の資料的価値ってば、スゴイのよ。単に写真画像資料として見ても…
・コロタイプ印刷のものは、極めて細密に画像が再現されている
・戦前写真なのに総天然色であることがある(印刷、手彩色)
・普通、写真に撮られないものが写っていることがある
もちろん、それだけじゃなくて、そもそも絵葉書は出版されるメディアであるわけで、メディアっちゅーのはメッセージであるわけで…
・出版意図の分析も有意義
ちゅーわけで、こーゆーことになる
ショモツグラは 戦前図書カンを召喚するワザを手に入れた!
また一歩 大東亜図書館学の復活に近づいた!
にゃんで蒐めることにしたの?
最初に書いたやうに、図書館本がいきづまっていたとふこともあるケド…
直接的なきっかけは、友人Aに教へられ、米国では図書館絵葉書が極めて盛んに出版されたこと、図書館史にも使えそうなことを知ったから(cf. 古い絵葉書と図書館史)
しばらく潜伏してたのは、ネットや市場に滞留しとるもんをゲットしつくすためであったのだ。もう、だいたい滞留分は蒐めることができますた!とゆー次第(・∀・) えーっとね。数百枚集まった(^-^*)
んと、もちろんのこと、絵葉書研究史のお勉強もしたんだけどね。これも友人Aに基本文献を教わった。凄いぞ友人A。
そうだ。オクの決済システムが改善されて支払いがラクになったということもある。
あと蒐めても、場所をとらないところはいいなぁと結果としてわかったし(^-^*)
蒐める過程で気がついたこともいろいろあり、資料流通の構造と云はんか、資料組織化の歴史的生成過程と云はんか、「資料論」の生きた実践になってとってもオモチロでした(*´д`)ノ
久々に記事予告ができるだす(^-^*)
絵葉書のジャンルについて
絵葉書収納法
図書館絵葉書の出版形態について
『台湾総督府図書館絵葉書』解題
けど、この前、金沢文圃閣にこんなお願いをされてしまったのだ…
本を。買ってください
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