書物蔵

古本オモシロガリズム

マジメな従業員は会社をほろぼす?

ちょっと前なんだけど。
「今、改めて問う「書店員という職業」 後編/対談 石塚昭生氏、永江朗氏」『新文化』(2758) p.1 (2008.9.18)を読んだら、ちょっとオモシロなところが。

石塚 書店員についていえば、さっき永江さんがいった、楽して儲けるという、日本では軽蔑されがちな考え方が大事だと思う。書店員って、まじめな人が多いんですよ。書店の現場自体が、作業は細かいし、大量の商品があるので、まじめにならざるを得ない性質をもっている。それをまじめにおなすのは美徳なんだけど、きちんとやると二四時間でも足りないですね。これに縛られている限り、永久に現状から抜け出せない
 うまく手を抜けるように環境を帰ることが必要ですが、これを下っ端がいきなりやると、まず怒られる。店長やマネージャーが率先して行い、推奨する必要があります。

あれまぁ、書店員もまじめな人が多いのねぇ。図書館員とおんなじだ(・o・;) で、まじめ一辺倒では経営革新ができんということも同じというわけね(・∀・)