書物蔵

古本オモシロガリズム

ブックカバーはひと目が気になるから

紀田先生のことが気になってツイッタを検索したら、読書史上でオモシロなことがヒット。

カバーをかけるのはやり、何を読んでいるのか他人に知られないように、ということ。
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また、クライムノベル雑誌が、エロ本と隣接して置かれていたということ。
当時」とは「カストリ雑誌」が出ていることから、昭和20年代、30年代のことだろう。「制服制帽姿で買うには」とあるのは、紀田さんご本人が高校生くらい、ということか。もしかしたら大学生時代かもしれない。
カバーは、もしかしたら「先輩の鬼たち」の手製かもしれないが、書店ブックカバーである可能性もある。雑誌は図書と違って、書店員はカバーをかけない慣習があったように私は記憶するが、たのめばもちろんカバーをかけてくれたろう。