どうも今までは、全共闘的なとこがわちきの趣味にあわんかった『ず・ぼん』
その14号が今度は図書館の指定管理特集で、なんだかオモシロそうなので買ってきた。まぁ売ってるところは現時点ではチョー限られていてそれなりに大変だったが(またチュウキンとられそうになった)。
結果はオモシロ(゚∀゚ )
http://www.pot.co.jp/books/isbn978-4-7808-0118-7.html/
やっぱり次の3点が目玉記事だね。
・「公務員図書館員から受託会社に転職した私」p.26-43
元明石市立図書館職員、楠本昌信氏へのインタビュー
・「私たちはいい質問にいい答えを書いた」p.44-61
千代田図書館職員による「ず・ぼん」13号の記事への反論座談会
・「公共図書館の新しいモデルをつくりたかった」p.62-87
千代田図書館前館長・柳与志夫氏へのインタビュー
最初のインタビューはありがちな指定管理、ただの経費節減のためだけの指定管理の現場についての報告。ありがちな指定管理はやっぱり上手くいってないみたいだなぁ(・∀・`;) 現場は悲惨でもあるし。ただ、まあ貸出サービスだけをぎりぎり値切ってやりゃーいーじゃん、という路線(これはおそらくフツーの本庁職員や納税者のありがちな理解であろう)ならアリなのかも…
あとの二つが超オモシロ(゚∀゚ )
以前朝日の記事にちょっと載ってたように、この千代田はなんとまぁ、指定管理でさらに予算を直営時より増やしているという変わりダネ。
反論座談会は、じつはあまり反論をしていないところがオモシロであった。まぁ前回の千代田批判は、相手の術中にはまっておる気配濃厚であったからのー(^-^;) ってか前回のはポット社長が途中で座談をぶちこわしかねないほどに暴れだして、いやぁほんとに、あんな座談会記録を読んだのは後にも先にもないことでせう。
ゲラゲラ笑う
最後のやつは、ゲラゲラ笑った。いゃもう、おもしろいのなんの。こーゆー記事が図書館雑誌に載るようでないと、図書館協会も会員増えないよ。
なんだかとっても長いからまぁ読んでいただくしかないとして、ほんのちょっとだけ。
貸出至上主義のいきづまりを指摘しとるのは成り行き上自然として、じゃあレファレンスは、という向きがあるのに対しても「しかし、現時点でのレファレンスサービスは、失敗していると思う。〜私自身は、レファレンスサービスの「コアになる部分」は正しいと思うんですけれども、商品パッケージが間違っているんだと感じています」
ほかにもマジメで純粋マッスグな図書館員さま方がメン玉とびだすようなことが山ほど書いてあってオモシロでした。パラグラフごとにいろいろおもしろ感想つけられるンだけど(・∀・)
マンガの収集についても、わちきがいつも考えていることをそのマンマ書いてあってオモシロ。
あと、館界メディアに千代田が無視されとるのではないかという編集後記での社チョーさんの勘ぐり、スジよすぎ(σ・∀・)σ だって従来のイデオロギー上、都合がわるいんだもん。