書物蔵

古本オモシロガリズム

わたーしのくるしみも、だれーもわかあーってくーれーなーいー

だいたい本の整理はすみ、あとは文房具とか写真とか…
わちきは写真を見るのが嫌い…
でも、つい見てしまうと…
わ、わかい…
うーむ(゚〜゚ ) 自分ではわからんかったが、けっこうモテたのね(^-^;)
にしても結局、本は書架8連に納まりきらないことがはっきりしたですよ(-_-;
さてさて、廃棄本をえらばねば
ひとつには、ン十年前の趣味だったビザンツ史の本とかかすら(・o・;)
読めもせんのに、イタリア語とかドイツ語とかフランス語とかの古本を、通信費をむちゃくちゃかけて取り寄せたのだが…(将来読もうと)
いまではおなじ内容がみーんな英語でわかるようになっちゃったからなぁ…
いまの学生さんはうらやましいですよ。
いまとなっては、みな廃棄候補(´・ω・`)
Byzance et la mer : la marine de guerre, la politique et les institutions maritimes de Byzance aux VII[e]-XV[e] siecles / par Helene Ahrweiler. -- Presses Universitaires de France, 1966
ビザンツと海』いまだにビザンツ海軍については唯一の単行本なのでは。いや、あと1冊、海軍テマについてのがあるね。それも持ってるけど…
Etudes d'histoire maritime de Byzance : a propos du "Theme des Caravisiens" / Helene Antoniadis-Bibicou. -- S. E. V. P. E. N., 1966. -- (Bibliotheque generale de l'Ecole pratique des hautes etudes ; 6e section)
テマ(軍管区)・カラビシアノイ(海軍テマ)についての単行本。
Seekrieg und Seepolitik zwischen Islam und Abendland : das Mittelmeer unter byzantinischer und arabischer Hegemonie (650-1040) / Ekkehard Eickhoff. -- de Gruyter, 1966
ひとむかし前は、中世海軍史なんてマイナーだったからなぁ。
外国語が自在に読めれば、司書になんてならんかったのだが…
でもしか司書ってか(^-^;)
こんなことを書きつくったのは、昨日、『史学雑誌』の「回顧と展望」を立ち読みしたからなのだなぁ(*゜-゜)
そのビザンツ史のところを読んだらば、国内のビザンツ史研究に筆誅が加えられんと(しておるのにどれか不明)いう書き方。
いやはや。
もっとはっきり書いたほうがよいと思うが、やうやく日本のビザンツ史もなんとかなりかかっておるのかの。
渡辺金一が杉村貞臣はいうにおよばず井上浩一をもなで切りにしたのはいつのことであったか…
おーこわ。
でも、「学問」なれば必要なことなのではあるぞよ。
ねがわくば、日本図書館情報学においても、斬りあいをしてほしいもの(でも、業界がビミョーに狭いので、まだダメなんだよねぇ…)。