書物蔵

古本オモシロガリズム

河村圭三

オタどんブログにでてくる神代文字研究家について、ちと調べてみた。

河村圭三(1882-1954)

大正時代にはまじめに軍人しとったみたいだけど、昭和期になって退役してからは、右翼雑誌に寄稿したり、いささかトンデモな方向へ行っちまったみたいですの(*´д`)ノ
著作があればオモシロというので、ちと、調べてみたが… ほとんどない。仮想弾道図 / 河村圭三. -- 濃飛社, 大正7 これは砲弾の弾道についての本らしい。 河村圭三「大風禍の教訓」『一九三六』(昭和9年11月)p.? 『出版警察報』に収録された書誌情報より(皓星社雑索より検索)。『一九三六』は「右翼理論雑誌」として採録されている。この雑誌の現・所蔵は見あたらず。右翼団体の機関誌かすら…
プランゲ雑索にも読売や神戸大の新聞DBの類にもひっからかんから、昭和10年前後の限られた執筆活動しかしなかったみたいね。『昭和書籍雑誌新聞発禁年表』の著者索引があればもっと判るかもしんないが… 索引がないものにあたるほどの根気がない…
国立公文書館OPACにもひっかからんが、軍人としての略歴がつぎのサイトにあり。「軍人データベース・サクラタロウDB」(http://purunus.main.jp/dnum/4108)へー、こんなサイトがあったとは。便利。ただ、文献的根拠を直接、各エントリにつけてほしいなぁ。
こーゆー、微妙にわからん人、わちきのいう「半有名人」をたまに調べると、いろんなreference toolを発見できて楽しいの(^-^*)