書物蔵

古本オモシロガリズム

やっぱり(・∀・)

なんとまあ昭和19年に出たトンでもめずらか図書館本を読み進む。
農村青年読書の栞 / 風間道太郎. -- 彰考書院, 昭和19. -- (皇国農村建設叢書)
いいわぁ…(*´∀`*)
いろんなタテマエの先に実態が透けてみえる…
中身は実録風になっていて、第2話では農村青年団の読書運動が…
戦争で景気がよくなった都会へ青年が出て行ってしまい、とり残された青年達はどこかさびしい。
んで、なにをしたかというとモチロン!
読書会。
で、なんとまぁ、ぐうぜんにもちょうど同じときに青年女子たちも読書会の企画をもっていて、それからまた偶然にも読書指導者になれる訓導がいて、いやはや。
なんともまあ、偶然とはおそろしいもの… か?(・∀・)
風間, 道太郎 (1901-1988) ‖カザマ,ミチタロウは、ゾルゲ事件連座して死刑になった尾崎, 秀実 (1901-1944) ‖オザキ,ホツミの伝記を書いた人という理解でよろしいか。大東亜戦争前半は大政翼賛会文化部だったんだけど、なぜだかやめちったのであった。