書物蔵

古本オモシロガリズム

「脱「貸本屋」めざす図書館」『朝日新聞』(2008.2.9)p,b3

記事のメモ

ビジネス支援(レファ?) 電子図書(ネット貸出) 医療情報(闘病記) 子育てひろば(読み聞かせ) 地域交流(集会など)
長崎市立図書館 6千人/日 予想の2倍 黒岩秀文館長 小川俊彦(TRC)
 PFI(ゼネコン+TRC) 15年契約(建設+運営)108億円(直営より37億円の軽減)
鳥取県立図書館
千代田図書館
 端末 電子図書ネット貸出
・外部化批判
 JLA「望ましくない」
 才津原哲弘(元滋賀県東近江市能登川図書館長)「継続的な蓄積が欠かせず、正規の自治体職員の専門職を育てる必要」
 柳与志夫(千代田区区民生活副参事)「コストダウンだけをもくてきいするとうまくいかない」
 千代田→運営予算も以前より増えた
・外部化せず魅力ある図書館
 置戸町生涯学習センター(北海道)→高い貸出率
 日野市・浦安市→充実した蔵書と多様なサービスで70年代80年代のモデルに
 川崎図書館(神奈川県立)→ビジネス情報 伊万里市佐賀県)→設計から市民参加

感想

色刷りページで記事はかなりデカイ。「外部化せず魅力ある図書館」は最下部にちっちゃく。でもひととおり押さえてありバランスをとっている。
外部化批判の本文に千代田がでてくるのは超オモシロ。
日野と浦安がひとしなみに扱われているのはちょっと意外なるも、外からみりゃあそうだろう。