書物蔵

古本オモシロガリズム

コミケット雑感

id:myrmecoleonさんとこ経由で、コミケの運営について、非公式情報をまとめてあるサイト「橋本充電中」(http://hashimoto.chagasi.com/repo/comike/c72/0819b.html)を閲覧。オモシロい情報がいくつか。
・1日あたりで17万〜20万の人間が来た。
・性表現について主催者側は「チェック」し、具体的な指導もしている。
・「奥付」をつけるよう、主催者側は指導している。
・印刷会社が、刑法175条と、東京都の条例を混同してしまうことがある。
・主催者側は、あくまで刑法175条遵守。
たいへんな盛況ぶりと、それがかなりあやうい法的枠組みや政治的努力によって確保されていることがわかる。こういった、反体制政治思想とは程遠い(と思われる)ところで、ほんとうの闘争があるのではと愚考する次第。メディア論や図書館情報学の研究者が最低限、コミケットへ目配りが必要な所以であろう。
・おたくにも2種あり。「秋葉原の感覚で有明にやってきて、コミケのルールをあまり知らない「お客さん」が多くなってしまい、トラブルの原因に」
単にカネをもった消費者化している部分がある、とは、これは友人の指摘するところでもあった。
・おたくの礼節性 「警察の方も、「財布が拾われて、現金が抜き取られずに届けられるのイベントはコミケくらい」と」
それでも一般人にくらべれば、特段に礼節があるという事実。