書物蔵

古本オモシロガリズム

図書館本来る

これも到着。
『LISN(リスン)』 no.125増刊号(2005.11)
この雑誌は,図書館用品の大手「キハラ」の広報誌なんだけど,結構おもしろい。
なかなか読めないのが残念だけど,商業主義に徹している分,へんにイデオロギー的な臭みがないんでよい。
そーゆー意味では『図書館の学校』もいいけどね(TRC広報誌)。
今回,単独で買ったのは図書館用品史と大倉精神文化研究所史の特集だったから。
これは貴重。
目次をみると,

第1回『歴史的図書館用品の調査・収集事業』研究会の記録

とある。2004.11.12に新富町なる日図協で開かれたものらし。
その会議録にあたるわけなのだなぁ。
大倉山に登った話はおぼえてる? 大倉山図書館に残された図書館用品が事例紹介となっているのだ。
ところで,この雑誌が入ってたキハラの封筒のオモテに

古い図書館用品がありましたら,お手数ですが当社までご連絡くださいますよう

って刷り込んであるのに気づいたよ。
ふーん。
きっと大きな図書館には山のように図書館用品があることでしょうから,大勢いる図書館員から山のようにメールが舞い込んでいることでせう (・∀・)
wwwwwwwww
こーゆーのは希少本さがしと同じでさぁ,むやみに鉦や太鼓をたたいてもしょうがない。日本の場合,おおくの図書館が1960・70年代にできたんだから,逆に1950年代以前にあった(比較的)少数の図書館に直接はたらきかけたほうがいいんじゃないかなー

やい出せ! それ出せ! 出さなきゃ○○しないぞ!

ってなぐあいに(○○は任意)。
はやくしないと法匪や窓口官僚たちに捨てられちゃうよ

追記5/20

よみかえすとちょと誤解をうけるかも。犠牲的精神を発揮してくれたキハラさまには感謝感謝〜 上記は図書館人たちが名宛人なのだ