書物蔵

古本オモシロガリズム

どこだろう?一部屋古本市(^-^;)

なんだかお祭りだねぇ谷中は
それにやたらにお寺が多いよ… 寺ばかり…
不思議な町なり,この東京にこんな町が残っていたとは。
あれれ,ぜんぜんわからん南陀楼さんとこどこだろう?
ぐるぐるぐる…… ってちび黒サンボじゃないですが 汗でとろけてまう(^-^;)
あれっ! もしかして… ここ?
うーむ,いまわちきがいるところなみにボロボロでございますがな… なつかすぃ〜昭和の雰囲気に満ちてる… って昭和そのもの(^-^*)

あやしげな会合

ドンドン(戸口をたたく)おじゃましまーす
すると…
もうお客さん方は来てました(って遅刻したんですから当たり前ですね)
窓際に,南陀楼氏とおぼしき人が座ってる… なんかあやしげ…
南陀楼氏ははじめてみた(というか写真で一回みたことがある)けど。
そして,まんなかにテーブルがあり,なにかが布に隠されている… こりは?もしかして本?
でもまだお一人来てない,道に迷ってるみたい。
なんだか緊張す。オフ会ははじめてなり〜
で,南陀楼氏に売り立て手順につき説明を受く。なんと!気になる本についての注釈までしてくれるとゆーじゃありませんか!ありがたいなり〜
そして,やうやく最後のお客さんが到着〜

一部屋古本市にて ヨコジュンをゲット!

布がとりさられ,一部屋古本市スタート
あっ('0'*) こりは!
横田順弥「日本SFこてん古典」2,3巻(集英社文庫じゃないの! すかさずゲト ゲハゲハ いいのでせうか だって,1巻だけ持ってるのが,これで揃いになるんすけど!\(^▽^)/ワーイ(もちろんこの後,友人Aに徳間文庫の4冊目で大揃い,という指摘を受けましたが(^-^;))
むむ,今度は…

移動図書館

背文字に移動図書館とあるよ。この移動図書館ってのは,book mobile(ブック・モビル)の日本語訳(「図書館バス」なんて訳語もあり)。ゲットォー!(もう全然値札みてない)
来し方:移動図書館と共に / 大岩好昭著 . -- 里艸, 1999.4
ちらりと目次をみると,はつかで・いつあきの文字が。
うーむ,これはたいへんたいへんめずらしいなり〜 あとでみたら,出版者の里艸(古本屋)さんのお父上の本だったなりよ。むむ,だから千葉なのね。ブック・モビルといえば(図書館史的には)千葉県立が相当有名だったなり〜(今では前川氏の日野市立神話だけど)

その他

その他 / 楚人冠著. -- 朝日新聞社, 1929
その他ですって,タイトルが(^-^;) 南陀楼さんによれば,これに原稿用紙についての記述があるとのこと。 楚人冠(そじんかん)は,朝日新聞社にはじめて調査部を作った人だよ\(^▽^)/ワーイ
ほかにも
歴史のなかの「自費出版」と「ゾッキ本」 / 大島一雄著. -- 芳賀書店, 2002
まちの図書館でしらべる / まちの図書館でしらべる編集委員会編. -- 柏書房, 2002
くいっく・じゃぱん no.50 ソニン
など,図書,図書館と,またぜんぜん関係ないアイドル本も(^-^;) あともっと雑誌関係の本もあったけど,カバンがいっぱいになっちゃうんでパスしただす〜

茶店へ移動して,南陀楼氏の蔵書をみ,ブログを語る

南陀楼さんの蔵書をみんなで見る。
うーん,さすが。古書がらみでもいろいろめずらかなる本をみせてもらうなり。一度もみたことないものばかりなり(って,南陀楼氏のスクラップブックもあったけど)。
なかでも,コレクターシップについての本が興味ぶかかったなり。
いやはや,今日は古書に埋もれる日なりよ。おぼれる〜(といって,さらにこの後,友人Aと行った先で,伊藤整日本文壇史」1〜8を買うことになろうとは,まだ知らないわちきであった)。
南陀楼氏が連載してる書評の記事切り抜きのファイルも見る。おもしろそうなんですけど,掲載紙が『レモン・クラブ』… 

わちき「えっ('0'*) レモンクラブですか」
綾繁氏「わかります(^-^*)」
わちき「ええ」

まあ,エロ本と図書館の関係について本邦初の考察をこころみんとせるわちきなれば,主題知識として知っているなり(^-^*)
本にして出したらいいのにといったら,書評集というのは本屋さんがだしたがらないとのこと。
書物ブログについてやら,反町弘文荘についてやら,いろいろ語る。なーるへそ,って感じ。いろいろ勉強になりやした〜

書店のハシゴ。しかる後,飲む

この後,友人Aと合流し神田〜東京駅で書店のハシゴをして(そこで「日本文壇史」を買った),さらに移動して都内某所で店の看板まで飲む。ねぎ料理専門店。なぜだか豚の煮物?が妙にうまい。
でも,飲み屋もどきで,一部屋古本市で買った本を山のようにつみあげ,酔っぱらってしゃべってる書物奉行ってのもヘンテコな図ではある。
しかし考えてみれば,わちきは最近まで南陀楼氏のことは全然しらんのだった。教えてくれたのは,この友人Aなのだ。
ほんものの南陀楼氏は,わちきのイメージよりずっとおちついた感じ。なんかセドローさん(はほんものを拝見したことがあるので)とイメージごっちゃになってたよ(^-^;)