書物蔵

古本オモシロガリズム

梅原北明

戦時中の国内洋書海賊版を見つけるには

他の件で見ていた『出版文化』―文協による戦時中の業者向け広報誌―にこんな記事が出ていて、そうか、これをテコに戦時中の北明の活動がわかるとひらめいたことじゃった。 リプリントの定価について 事業統制課 洋書翻刻図書は、概して出版企画が簡単であり従…

『変態・資料』は、意外とマジなんぢゃないかなぁ

次の文献を読了。 大尾侑子「「反-教養主義」としての好事家―昭和初期の会員制特殊風俗雑誌『変態・資料』の分析を通じて―」『ソシオロゴス』(38)2014年10月Z6-1481 エログロナンセンスの旗を振った梅原北明や斎藤昌三らを、下品なものをコレクションしたう…