書物蔵

古本オモシロガリズム

2006-08-14から1日間の記事一覧

『某』誌より

この『某』,わちきが見た最終は昭和19年9月号なんだけど,最後んとこに未知の文献の紹介があったよ。 まさかとおもって「日本の古本屋」を検索したら,高くない値段で1冊あったo(^-^)o 工場の読書指導本らしい。これぞまさしく戦時(仮性)図書館本なり…

「十五年戦争」と図書館員

最近,戦争中の読書会とか中田邦造の周辺とかに凝っておるので,先行文献も斜め読み。 是枝英子「十五年戦争と図書館員--中田邦造と中央図書館制度・読書会活動をめぐって」『みんなの図書館』(通号 111) [1986.08] p36〜43 学術論文ではなく,エッセイね。 …

清く正しく美しい戦時と、汚く不正で醜い平時

『出版ニュース』の8月中旬号を覗くと、箕輪成男(しげお)氏の論文が。 「政策科学としての出版学をめざして」というものなんだけど、そのマクラがふるってる。 出版は経済活動であるといったら、内心抵抗を感じる出版人が多いのではないか(略)〔というの…

帝都大停電(×o×)

わちきが棲もうておる帝都東京 朝、おきたら停電じゃ! こんな本格的な停電は何年ぶりかのー わちきが憶えておるのは、白黒テレビ(たしかバットマン)が見られなくなって残念だったという記憶だから、かなーり前のことだぞよ。 昭和30年代の生活水準まで戻…