書物蔵

古本オモシロガリズム

『現代日本執筆者大事典』のウワサ(σ・∀・)σ

現代日本執筆者大事典第5期』が7月25日に売り出されたのだといふ。

現代日本執筆者大事典 第5期

現代日本執筆者大事典 第5期

つぎのようなブログ記事を見つけた。

(略)今年の年明け〜春頃だったか.出版社から「あなたを執筆者大事典に掲載してよいか?」との通知が来た.その時は執筆者大事典なるものを知らず,また悪名高い「S録」詐欺商法の一種かと思い,無視していた.
すると,5月(6月?)ぐらいになって,もう一度「掲載してもよいか」との連絡が来た.その書類には「一切の金銭負担は求めない」と明記されていた.それで「なら大丈夫だろ」と思い,掲載を了承,出版に至った(略)
とある文化人の世迷言 http://bunkakonch.exblog.jp/24724506

へぇ、なるへそおー(・o・;) 「紳士録商法」と誤解されちゃふ向きがあるのかぁ…
こっちの記事みると、当初は1万人収録予定だったようにみえるが…

現代を代表する、作家、研究者、ジャーナリスト10,000人を掲載するそうですが、その中の1人として選ばれました。
今夏発行の予定。図書館等で目にされた方は、是非ご覧くださいね。
https://ja-jp.facebook.com/kotobacamp/posts/884906648222079

結局、五千人しか収録されなかったのは、やはり「紳士録商法」と誤解され、無視しちゃった人がゐるからではあるまいか。

採録手法はこの人が紹介してゐる。

2003年〜2015年までの12年間の雑誌・図書など約470万件の文献の中から、、計量的手法を用いて約1万人を人選、アンケート回答をもとに、人物のプロフィール、主要著作などを総合的に紹介する事典を編集する、とある(委員には著名な作家、評論家、学者などが並ぶ)。
なお、出来上がった書籍の購入義務、掲載料など一切なしとのこと。 アヤシイ「紳士録」みたいなものとは別物のようだ。
こんな時代だから、名前を入力すると、著作のリストなど簡単にでてくる。
リストから漏れているものを補いつつ、この中から、載せるべき著書、雑誌記事などから合計15点を、執筆者自身がピックアップするというルールらしい。
https://www.facebook.com/jin.architect/posts/940989465941314

ほほぅ、やはり、計量書誌学的手法を用ゐてpick upしたものかぁ。最初の採録候補1万人は、ここ12年間中に活発に執筆活動した人がまず挙げられるわけだから、有名な老大家みたいに執筆量が減っちゃってゐると、そもそも候補にならない、とゆー算段ですな。
あとおそらくジャンルとかで強弱をつけとらんから、相対的に一般に知られない専門的執筆者が多いみたいですの。

作家という肩書を持つ方が数万人もいる中で、世間的には名もなき司法書士に過ぎない私が選ばれるとは想像もしていませんでしたが、過去12年間の10冊以上の著作のほぼ全部が増刷されていますし(といっても法律実務書ですから数千部の世界です)、改訂版になったものも少なくありません。きっと、これらが評価されたのでしょう。なお、今回の選考とは無関係ですが、私がミニ解説を担当している会社法条文集は、既に累計で10万部を超えていることが先週の調べで分かりました。これも、勲章の1つになりますね。
大事典に登載されている5000人の名前をみると、私と同様に知名度のない方のほうが圧倒的多数のようですから、ここに登載されたところで、何かよいことでもあるのかは不明ですし、皮肉屋の多い私の周囲からも「だから何なのよ」といわれそうですが、誰も評価してくれない地味な活動に対する利害関係のないところからの表彰・栄誉の1つとして、素直に喜んでいます。
2015.07.27(月)【私の勲章】(金子登志雄)ESG法務研究会 http://www.esg-hp.com/ 

そんな専門家でも、採録されると素直にうれしいみたいですの(・o・;)
当然、わちきには来んかったが…(σ^〜^)
ん?(・ω・。)