書物蔵

古本オモシロガリズム

けふの朝日にマーケティングがダメダメな日本経営と→図書館業界はわをかけてダメダメ

都内で世界マーケティング大会なるものがあったんだと。米人がいふには日本の会社は技術力あるのにマーケティングでけてないんださうな。これは営利会社にかぎらずさうなりとおぼゆ。
たとえば赤ちゃんおむつのパンパース。これ最初、こんなに吸水率が上がりましたよと機能ばかりを宣伝して失敗してたんだが、途中から、夜泣きが減りますよと宣伝して売れるやうになったとか。
かやうなことを聞いていつも思ふのは図書館業界もまったく同じダメさで逼塞しとること。
カーリルの成功がよい例なり。
あるひはまた、図書館にしてはめづらしく自力でプログラム開発できる国会さんがいろいろやっとるが、それらが個々の機能はまあまあだったりもするのに、売り込みがまったくぜんぜんあほらしいほどだめで、よいデータが全然普及しないことだったりもする(-_-;
NDLサーチなんかその象徴で、あれぢゃあ、固有名から検索する意味しかない。せっかく分類やら件名やらそのほかのタグをつけてんのにまったく無化されちまって発見的でないんだよなあこれが(-∀-;)
あれは絶対、自分ぢゃあ文献調査もレファレンス対応もやったことのない人々が「開発」*1しとるにちがいない。

*1:やっとることは自分たちのつくりたいものをつくる「研究」にしか見えんねぇ…