書物蔵

古本オモシロガリズム

「いもづる式」という表現は、もすかすて少雨荘が始めた?Σ(゜∀゜;)

とか思ったが。。。
学術界において「いもずる式」とは、これサイテーション(出典)をたどって、関連情報を集める方法の一種である(⊃^-^)⊃
「いもづる式」とか「いもづる的」とか「いもづる方式」とか。
日国を見ると。

いもづる‐しき 【芋蔓式】〔名〕
(芋蔓をたどっていくと次々に土中の芋がみつかるように)ひとつのことから、それに関連する多くのことが次々に現われること。また、次から次へと手づるを求めること。
週刊朝日‐昭和三年〔1928〕九月三〇日号・日本のタマニーホール〈福馬生〉「検挙の手は延びて、その後いもづる式に検事局に拘引される市議は十六名に達し」

いもづる‐てき 【芋蔓的】〔形動〕
(芋蔓をたぐると次々に芋が出てくるように)関連することが次々に現われるさま。
*漫才読本〔1936〕〈横山エンタツ〉俺は探偵「この写真を唯一の証拠として薯蔓的(イモヅルテキ)に、調べる」

かやうな意味で「いもづる」てふ言葉をつこうた、ないし広めたのはだれであらう。
英語ではなちゅーのかすら(。´・ω・)?

  • 「芋蔓式に手操って赤瀾会員また検束/売文社はどうなる」『読売新聞』1921.12.8朝

大正10年にはもう用例があるね。