書物蔵

古本オモシロガリズム

「雑誌愛好」のおはりハ昭和17年と判明(゚∀゚ )アヒャ

「雑誌愛好」が10年つづいた趣味誌であったことが、昨日判明した。
つれづれに検索してみたらば、国立台湾大学図書館の書誌データがヒット(゚∀゚ )アヒャ
15号のみを持っているそうな。内地の図書館に現物がひとつも残ってないのに(*´д`)ノ
それも15号には終刊号と書いてあるとぞ。
これにて趣味誌「雑誌愛好」の始まりから終わりまでが一覧できるね(´∀` )
ってか、これはおそらく本邦初の情報ぢゃ(≧∇≦)ノ
当時だって会員の数十名しか知らない情報だし、いま生きている人でこのことを知っている人は一人もおらないはず(゜〜゜ )

『雑誌愛好』
編集者:辻井善三 発行責任者:辻井甲三郎
(1) 1932.8 26p. 200部 ※天野による
(2) 1933.11 16p. 概ね35部(以下おなじ) ※天野による
(3) 1935.1 16p. ※天野による
(4) 1936.3 16p. ※天野による
(5) 1936.7 40p. ※天野による
(6) 1936.12 54p. ※南陀楼氏蔵
(7) 1937.1 25p. ※天野による
(8) 「出たらしいが手許にはない」 ※天野による
(9) 1937.8 ?p. ※家蔵(10)による
(10) 1937.11 16p. ※家蔵
(11) 1938.? ※「来春ノ予定」と(10)末尾にあり
(12) 1938.12.15 31枚 43部(非売) 特輯「全国主要都市古本店分布図集成」
(13) 1938.12.25 20p. 43部発行 「「全国主要都市古本店分布図集成」ニ添ヘテ」 ※(12)の補遺
(※) 『全国主要都市古本店分布図集成 昭和十四年版』 1939.5.20 49p. 180部 50銭
(14) 1940.11.11 18p. 60部
(15) 1942.2 終刊号 ※国立台湾大学図書館蔵。『愛書家名簿(昭和16年版)』挟み込みの1941.4.25付け1枚ものによれば、「十五輯ヲ近ク発行シタイト考ヘテ居リマス」とあり。1941.4.25以降か?と推測していたが、実際に出たのは1942年2月と判明。