Mさんと夜電話。
日本にだけ古典書誌学と、未成立の近代書誌学が分立してあるのかと思ったら、どうやら、西洋書誌学でも、それに対応する区分があるそうな。
手刷り印刷時代と機械印刷時代でわけているとのこと。『洋書の話』といふタイトルも装丁もひどいが中身はまともな本に出ているとのこと。勉強になるなぁ。
ってか、なんでそんな話になったのかといふと、この前の『中央公論』昭和13年3月号の件からであった。
http://d.hatena.ne.jp/shomotsubugyo/20130116/p1
そのエントリ書いたときに思ったんだけど、じつは図書館で生じる痕跡も含めて、近代書誌学が必要なのではないかと。
実際、そういった書きものがないから、まちがえちゃふよね。
ほんたうは昭和の御代に近代書誌学が成立してればよかったに、それがないからこれからつくらないといかんだに。
ところで内務省納本窓口について唯一の証言を残しとる太田真舟、正体みやぶったなりー(σ・∀・)σ
- 太田真舟「戦前の納本・検閲:内務省の発禁本について」『日本古書通信』40(10) [1975.10] p.5-7 http://d.hatena.ne.jp/shomotsubugyo/20070827/p2
せうたいは二見和彦なり、って、二見和彦って誰かって(σ^〜^)