書物蔵

古本オモシロガリズム

「JLA+借金」ふたたび

きのふも「図書館協会+借金」なる検索が来たけれど、けふだったかJLAメルマガにやうやつと、「○日本図書館協会臨時理事会、評議員会開催される−財政再建計画(平成24−26年度)および24年度補正予算を了承−」ちゅー記事がでてなね(σ^〜^)
すっかりヨミ飛ばしとったんだけど。。。
書物蔵には図書館および図書館界の総会屋雑誌といふ側面があるのではないか、という話が出たので言及してみる。
たしかにネットでJLAの財政難につき喋喋するサイトがほかにない。一般会員は――って、わちきだってそんなもんぢゃ…… ん?(・ω・。)――このメルマガで知ったのが最初なのかすら(=゚ω゚=)
しかしこのメルマガ記事、日本語がおかしいなぁ。。。あわてとんのかしら。
「である」体と「ですます」体の文が混在しとるし、脱字が多い。それに第一、わかりづらい。

第2号議案では、文科省の改善通知の内容が報告された。報告された内容は、協会の執行体制、組織体制、財務体制、経理事務などの不備による、財政状況の悪化の現状が指摘された。

「内容は、〜指摘された。」って、文としておかしいぢゃん(σ・∀・)σ

第2号議案は文科省による改善通知の報告である。内容は、協会の執行体制、組織、財務、経理事務などの不備による財政状況の悪化の現状の指摘であった。

このように直すとよいでせう。
また、

第5号議案では、協会の財政悪化状況を招いた責任と問う「理事等の管理運営責任について」提案され、前事務局長、次長の理事の引責辞任と、この両名を含め、理事長をはじめとする複数の理事等への引責寄付が決議された。

これも、なんだかワケワカラン。直すとしたら、こんなとこか。。。

第5号議案で、当協会の財政悪化を招いた責任を問う「理事等の管理運営責任について」が提案され、決議された。内容は、松岡要前事務局長、常世田良前次長の引責辞任と、この両名を含め塩見昇前理事長をはじめとする複数の前理事等への引責寄付を要求するものである。

まあ、原文がなにがなにやらわからんから、わちきの直しが正しいかどうかもわからんが。
もう辞めちゃってる人にあとおいで引責辞任を決議するって、いったいどんな意味があるのかしら( ・ o ・ ;) ぜんぜんワカランが。。。古代ローマで暴君死去後に元老院が決議する「記憶の抹消」みたいなもの??? それから前理事への「引責寄付」というのはいったいナンダラウ??? いまググっても用例が数件しかないほとんど新造語のやうだが。。。引責で辞任した人に退職金を出さないとかいうなら、まあ筋はとおるが。。。いやさ、ワケワカラン。
しかしJLAってば、戦前の徳川総裁寄付問題からはじまって、戦後の有山粔の山林売却による赤字補填、70年代カード事業部失敗によるTRCの成立、80年代AV事業部失敗によるTRC株売却、2010年代AV事業金持ち逃げ(られ)と訴訟(いまだ係争中らしい)など、体質的に放漫体制なのだなぁ。。。
平成の彌吉光長はいずこ〜(*´д`)ノ