書物蔵

古本オモシロガリズム

佐賀潜「恐喝(かつあげ)」読了

総会屋小説をやうやく読了。
モデルの比定をせねばならんね。
ところで小説のモデルって、どーすればわかると思う?
ああ、こんな本もあった。

  • 吉田精一 編. 近代名作モデル事典. 至文堂, 1960. 348p

けどあんまり真面目にモデル小説をかいちった作家さんがいたんでモデルになった人が裁判を起こしまけちまった。そんで、どれもこれも「モデルはありません」ということになった。さういふ意味ぢゃあ、『近代名作モデル事典』は人権蹂躙するトンデモないレファ本といふことになる(σ^〜^)σ
文学研究としてもモデル論なんかはやらんから、近年の研究論文とやらが見つかったって、わかりゃーしないよ。
でも実際問題としてモデルって、あるんだよなぁ。