書物蔵

古本オモシロガリズム

田口稔、昭和19年に読書論をまたもや出す(σ・∀・)

圭角のある満鉄図書館員だった田口稔の本は、満洲モノだからどれもみんな高いんだけれど、値段もつかないぐらいなのは康徳10年(1943、つまり昭和18年)に出た『読書遍路』なんだけど、実は同じ読書モノで康徳10年(1944;昭和19年)に出たものがあることが国内にあることが判った(o^∇^o)ノ
どーして判ったんだと思う?(σ^〜^)
なにを隠そう、序文の索引に載っていたのだった。そして序文の索引に採録されとる書誌には古書価つきとなしがあって、つきはいはずとしれた古書販売目録からの採録で、なしは、どうやら日本近代文学館採録したらしいもの。といふことは。。。