書物蔵

古本オモシロガリズム

魔法の杖

密かに「日本近代書誌懇話会」のメーリングリストを作らんとて、ホットメールなる森さんからのメイルをバ名寄せス。
その森さんより、

『出版年鑑(昭和14年版)』を読む
http://d.hatena.ne.jp/shomotsubugyo/20101121/p1
 出版史の基礎工具書に對して、かかる周密な分析はあるべくして無きままに濟まされてきたので、興味深く拜讀しました。資料解題として、加筆の上『参考書誌研究』『出版研究』その他に投じて公刊して戴きたいくらゐ。

なるメイルをいただき、恐縮かつ、「さうか、この方向があったか(゚∀゚ )アヒャ」と蒙を啓かれる思ひス。
かやうなる啓示を得て、書物蔵を彷徨すべく、まづハ、読みづらき手引書をバ。

  • 出版警察関係資料解説・総目次』 由井正臣他共著  不二出版  1983

これは『出版警察報』、『出版警察資料』、『出版警察概観』の総目次だぐらいのことが言われているが、前半に出版警察についての概説がある。ただこれ、読みづらいんだよなー。
でも、じっくり読んでみた。
そしたら…
とーってもおもしろいものを見つけちった。といふか魔法の杖。
ただ、呪文が半分しかわからない(´・ω・`)