書物蔵

古本オモシロガリズム

友人より入電! 月の輪刊行されたりとぞ

きのふ午前中ほげほげ(@オタどん)してをると…… ん?(・ω・。)なにかすら…
友人より入電す
電文は…

ツキノワ カンコウ 七九八 トシヨニツキ

げげっち(’0’*) なんとまあ月の輪書林の新しい目録が刊行されたといふではない乎!
で。
さっそく(知らされた『図書日記』を)注文したのだが…
(それは)既に売り切れ(´・ω・`)
ここはなー
人気ありすぎ(^-^;)
どうやら金曜午後に配送されその日の夜から次の日の朝にかけて注文した人がいたらしい…
うーむ(゜〜゜ ) 先着順でなく抽選にしてほしいなぁ(*´д`)ノ

追記

友人より詳細入電す。ここに転記せん。

798 図書日記・古本日記 未使用 沼津市・古典社 函美 昭11 10,500
古書見聞備忘録/書物貸借記録/注文書籍雑誌メモ/購入希望書メモ/蔵書目録/貴重蔵書目録/読後感想録/図書内容記事ノート/指示票(「細長くミシンの入っている赤い紙片は、読書の時、あとで参考とする必要のある頁へはさんでおくためのもの」)/図書購入費月別計算表/新刊批評紹介抄録/詩歌ノート/住所録/出入書店メモ/補遺欄他。附
【特殊出版社名簿】ボン書店他。【読書家用品商案内】第一書房代理部他。【出版目録発行一覧】芝書店他。【古本目録発行店一覧】玄誠堂/荒木伊兵衛他。【図書関係官公職員録】宮内省図書寮図書頭渡部信他。【簡明図書年表】昭和四年、内田魯庵死す他。【古本市会案内】芝麻布四九市会(小まち亭)/霞町市会(篠原方)他。【古本営業書式】他。

わかりそうでわからない、知りたくっても知られない、沼津古典社、渡辺太郎は『文献継承』の拙論で!
・書物蔵「古本界の重爆撃機!:『古本年鑑』と古典社の渡辺太郎 附.年譜」『文献継承』(14) p.2-7 (2009.6)
ちなみに上記の拙論でも引用したがつぎのエントリに古本年鑑のことがある。
http://d.hatena.ne.jp/selavy/20080423/1208876969
わかりそうでわからない、知りたくっても知られない、それが沼津古典社、渡辺太郎だったのぢゃ
さらに拙論につけた古典社刊行リストに上記『図書日記・古本日記』はもれている。また単行本の7)にあげた『回覧雑誌会実地案内』の所蔵先は不明としてあったが、その後の調べで海外にあることが判明した。一般に戦前図書で国内にないものが海外にあることがある。Worldcatを村井佐造で検索されたし。
さらにさらに。たまたま『出版年鑑』それも、マイナーなほうの東京書籍商版1932年版を見ていたら、つぎの本がこの世に存在したことがわかった。
・巡回雑誌経営法 京都:文藝雑誌社 1931? 67p. 四六判
回覧雑誌についてはようやく研究が始まったばかりで資料がぜんぜんないと言っていいだろう。これは貴重な情報じゃ。